2008-04-24 第169回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
専守防衛的な政策を取る国において、陸上自衛力というのはよく横文字でファイナルゴールキーパーと、こういうふうに言われるわけですが、外征軍では私どもございませんので、専守防衛における陸上自衛力の本質は何なのかということは常に検討する必要があるということは私も委員と認識を共にするものでございます。 ただ、じゃ制空権を失ったときに必ず着上陸侵攻が起こるのか。
専守防衛的な政策を取る国において、陸上自衛力というのはよく横文字でファイナルゴールキーパーと、こういうふうに言われるわけですが、外征軍では私どもございませんので、専守防衛における陸上自衛力の本質は何なのかということは常に検討する必要があるということは私も委員と認識を共にするものでございます。 ただ、じゃ制空権を失ったときに必ず着上陸侵攻が起こるのか。
しているゆえんのものは、先ほど申しましたように我が国は専守防衛ですから、上着陸を第一義的に考えておりますけれども、しかし同時に、陸上自衛隊の存在があるということによって、その上着陸阻止にもちろん有効な機能を発揮すると同時に、縦深性のある、もしくは攻め入った場合に、陸上自衛隊の力があるということによって、かえってその存在自体が我が国に対する抑止力にもなり得る、このような感じで、我が国としては最小限度の陸上自衛力
それから、洋上防空体制と陸上自衛力のあり方の防衛改革委員会の問題でございますけれども、先ほど申しましたように、やはり三十年というのは一昔でございます。
いかにしても陸上自衛力は最高十八万、将来いつそれを実現するか、日本としては最高十八万だ、こういうことで私は返答したのでございます。いまもその十八万という最高はずっと続けられておるのであります。また海軍のほうにいたしましても、やまやま十四、五万という考えを私は持っております。また飛行機のほらはなかなかむずかしいのでございまして、飛行機につきましては、私はこれという腹案はその当時持っておりません。
私は、かねて、わが国の自衛力の保持につきましては、国防の基本方針に基きまして、自衛上必要最小限度ということを申し上げ、当面の目標といたしましては、すでに栗山委員御承知のように、昭和三十五年度、一部昭和三十七年度を目標といたしまして、陸上自衛力十八万人、海上自衛力艦船にして十二万四千トン、航空自衛力千三百機、これが当面の目標でございます。
御承知のように、わが国の自衛力の基本的な問題については、一昨年の国防基本方針に基いて、防衛力の整備目標というものが定められまして、昭和三十五年度、一部は昭和三十七年度でありまするが、陸上自衛力十八万人、海上自衛力十二万四千トン、航空機の自衛力千三百機ということに相なっておりまして、現在それに向って努力をいたしておりまするが、もちろん、これは御指摘のごとく、あくまでも自衛の範囲を出ないのでございます。
そうすると三十三年度の予算の始まるときに、たとえば一万なり幾らなり陸上自衛力がふえるということになると、アメリカの一九五七、五八年度のところにマッチすることになってくるのです。そういうことで今度の一万は延ばされる、来年でもよろしいということになったのですか。
ことにアメリカとしては強く陸上自衛力の増強を期待しておりますが、これをよく調べてみますと、実はアメリカの国内事情によるということでありますが、その詳細は一応ここで省略いたしますけれども、その要請を額面通り受け入れるがいいかどうか。私といたしましては、わが国の地理的環境から判断いたしまして、わが国の自衛には空、海に重点を置く必要があると確信するものであります。
○岡田宗司君 次に三十年度の計画は、陸上自衛力を二万殖やすということになりますが、これはどういうものを殖やされるのですか。例えば方面隊といいますか、これを殖やす、それから管区隊を殖すことになると思うんですが、その陸上兵力を殖やすその一番の狙いはどこにあるかお伺いしたい。
われわれに出されておりますところのこの年次計画の予算を見ますと、私の判断では、いわゆる陸上自衛力を主としておられる。経費を見ましてもそれが一番多いようです。また来年には空軍自衛力ですか、これがふえて行く。そうしなければバランスのとれた自衛軍じやありますまい。こういう見通しが立つと私は思うのです。たまたまアメリカなどの、一面において発達した国の国防予算というものを見てみると、そうなつておる。