2002-07-16 第154回国会 参議院 経済産業委員会 第24号
あるいは陸上備蓄もタンクの維持費にお金が掛かる。アメリカのように、昔、炭鉱の跡かどうか知りませんが、岩塩ですか、岩の穴があればそこにそのまま生の重油をほうり込むというようなことと比較をするというわけにはなかなかいかぬと思うんですが、それにしても私は、こういう平均値というんですか、明らかに単位当たりの差というものをいま少し真剣に考える必要があると思うんですが、その点、どうお考えですか。
あるいは陸上備蓄もタンクの維持費にお金が掛かる。アメリカのように、昔、炭鉱の跡かどうか知りませんが、岩塩ですか、岩の穴があればそこにそのまま生の重油をほうり込むというようなことと比較をするというわけにはなかなかいかぬと思うんですが、それにしても私は、こういう平均値というんですか、明らかに単位当たりの差というものをいま少し真剣に考える必要があると思うんですが、その点、どうお考えですか。
そういうことで、コストがいかにかかってもまず基地をつくるということじゃなくて、その辺の民間の施設を活用していくということも十分考え合わせてやってまいりたいと思いますし、また、御指摘のありました地下備蓄でございますけれども、これは先生も御発言の中で高いのではないかという御指摘ございましたが、どちらかといえばやはり陸上備蓄よりも安いような方法でございまして、少なくとも陸上備蓄並みの経費ではできる、あるいはそれを
陸上備蓄、タンカー備蓄、それぞれに国家備蓄の範囲でも行ってきたわけですが、タンカー備蓄の場合を例にとりますと、五十六年をピークにして漸次タンカーによる備蓄体制というのが減少の方向をたどってきている。
○小林(恒)委員 陸上備蓄の関係でも、それぞれに議論が二分をされている部分がございますけれども、当面、今年度を含めて明年に向けてタンカー備蓄が減少していく、こういったことになりますか。
国家備蓄として、タンカーと陸上備蓄双方で我が国はやっているわけですが、かつては、タンカー備蓄最高三十隻を数えていたわけですが、今は十二隻近くということでだんだん減らされてきている、こういう現状ですけれども、タンカー備蓄について、国家的見地からこれを、財政的なことを考えればやめた方がいいだろうと、こういう議論になりますけれども、国家的な見地から、これはやはりある程度のものは残していくべきだ、こういうように
○豊島政府委員 海上備蓄と陸上備蓄とございますが、外国の場合、地下備蓄が行われているものの代表的な例は、岩塩のような自然にあるそういうところへ入れておるというケースも多いかと思いますが、若干日本には地質上のそういうことが可能なような土地はないのじゃないかと思います。
従来タンカーをたくさん置いて、そこへ備蓄しておったんだけれども、最近は陸上備蓄の方向に変わっていると、このように聞いておるんですが、事実ですか。
そうしますと、後でお答え願いたいんですが、現在既に国家備蓄は、タンカー備蓄や陸上備蓄、それも借り上げの部分と、実際にむつ小川原ですか、既に作動している部分とがございますが、たしかもう千三百七十万キロリットルを超えているんじゃないですか。現在は幾らですか。
こういう点をお聞きして、その見直したり考えていく上で、私は前にも申し上げましたが、今そのコストが高いからということでタンカー備蓄から陸上備蓄に変えているという傾向がある。
しかし私は、まあタンカー備蓄、これなんか大変むだな金を使って備蓄をやっているわけですから、速やかに陸上備蓄に移していかなければいけないと思う。この点についても具体的にどういう措置をおとりになっているのか。これは大事な資金、大事な税金の使い方のむだになっている。したがって、これは速やかに陸上に移すことを実行していただきたい。
洋上備蓄と民間のタンクを借りた陸上備蓄とに分けられますが、その中で五十八年につきましてはさらに国家備蓄を二百五十万キロリットルふやす、こういうことになっております。
特に、備蓄の中には、陸上備蓄で民間のタンクがあいておるじゃないかという説もございますから、一部そうした面におきまして海上備蓄を陸上に移すということは考えております。
の備蓄を行う場合におきましても、できるだけ安いコストでいく、あるいは財政負担をできるだけ少なくしていく、こういうことの必要性も当然でございまして、御承知のように、当初国家備蓄につきましては、民間の基地を含めまして陸上には備蓄すべきものがなかったということでタンカー備蓄をやっておったわけでございまして、現在でも、五十七年度末に二十七隻あるわけですが、これをことしは八隻おろすとか、そういうことで安い陸上備蓄基地
それからまた、技術的な方法として洋上備蓄と陸上備蓄がありますが、これは現状どうなっておるか、今後の計画はどこに重点を置いてやっていかれるか、お伺いします。
それからこの恒久陸上備蓄基地が完成いたしますまでの間、暫定的に昭和五十三年度からタンカーによる備蓄を実施いたしております。
それで最終的にどこまで持っていくかと申しますのは、これは陸上備蓄基地との関連もございますが、一応私どもは一千万キロリットル程度をタンカー備蓄の目標にいたしまして、それ以降は民間タンクの借り上げ等によって陸上で行ってはいかがかと思っております。これも陸上のタンクの空きぐあい、それからタンカーの利用の可能性のぐあい等によって変動があるかもしれませんが、一応そういう考え方で進んでおります。
それから、タンカー備蓄と陸上備蓄の割合をどういうふうにお考えになっておるのか。また、陸上の場合にはいろいろというか、約十カ所近くの候補地が挙がっておるようでありますけれども、その選定基準はどういうものなのか。それから、一基地の規模というものがどういうふうなものになっておるのか。現在わかる地点と基地の規模、そういうのについてお聞かせ願いたいと思います。
現在、石油公団では御承知のとおりタンカー備蓄という形で七日分の備蓄、約五百万キロリッターを保有しておるわけでございますが、長期的にはこれを二千万キロリッターという程度に引き上げていきたいというような目標を考えておりまして、逐次陸上備蓄に移行しながら、そういう方向に進んでまいりたいというぐあいに考えております。
なるがゆえに大変窮していまのタンカー備蓄という手段をとっておるわけでございますから、国民の皆様の御理解を深め、陸上備蓄が進められるようになればそれが一番よろしいのではないかというふうに私は考えております。
○志賀政府委員 先ほどのタンカー備蓄、約五百万キロリットルやっておりますけれども、それは一千万キロリットル体制の陸上備蓄、恒久的な備蓄ができるまでのつなぎということで考えられて位置づけられております。 お尋ねの一千万キロリットル体制への候補地点でございますが、これは四カ地点を一応私どもとしては候補地点として考えております。
また、聞くところによりますと二十カ所というようなことでございますけれども、やはり国策でございますので、国家備蓄をするということになりますとほとんどが陸上備蓄でございます。そういうことになりますと、用地を確保するということには格段の配慮がなされなければ私はならないと思います。
○神谷政府委員 陸上備蓄につきましては、御指摘のとおり四カ地点を候補地といたしまして、それらについての調査を終わり、地元とのもろもろの折衝を行ってまいりましたが、御承知のようにむつ小川原地区につきましては、十月一日に立地決定を行いまして、現在用地の造成工事中の段階になっております。本年度内にもタンクの建設工事の発注を行う、こういうことが可能かと考えております。
タンカー備蓄は、御承知のように、つなぎのものでございますので、これらの陸上備蓄基地あるいは海上基地が決まりました後は、これに移したい、こういうふうに考えておりますし、そのほか地下備蓄方式等についても技術的な検討を進めたいと考えております。