陵墓は、現在、一都二府三十県にまたがって所在をしておりますが、それらの陵墓を、東日本では多摩陵墓監区事務所一カ所、それから西日本におきましては桃山、月輪、畝傍、古市の四カ所の陵墓監区事務所、合わせまして全国で五カ所の陵墓監区事務所を設置しておりまして、そこで陵墓の日常的な維持管理を行っているところでございます。
それで、外周道路と周濠の境目にはスチール製の柵が張りめぐらされておりまして、この外周は約三千メートルですが、柵がめぐらされておりまして、その柵の各所に、四枚目の写真、「陵墓地につき管理者の許可無く立ち入ることを禁止します 宮内庁 古市陵墓監区事務所」ということが書いてあります。 これが現在の管理状況である。
そして、宮内庁といたしましては、陵墓監区事務所というものを全国に配置をいたしまして、仁徳天皇陵につきましても、職員を配置してその管理に当たっているところでございます。
○説明員(福留守君) 本庁の機構といたしましては書陵部の中に陵墓課というのがございまして、それから地方の機関といたしましては関東地方に多摩陵墓監区、それから近畿地方に四監区ございまして、桃山、月輪、畝傍、古市と全体で五監区。配属されております職員は約百五十名でございます。
で、そのための職員が書陵部というところの陵墓課であり、なお地方には陵墓監区というのがありまして、このそれぞれ任に当たって一生懸命にやっているわけであります。
大体日帰りできる程度の道のりでございますので、それは、陵墓監区事務所の会議をやるということで呼び寄せる場合は、もちろん日額ではございませんで、宿泊料を払っておりますが、受け持ちの担当の墓を回る場合には、これは日額で足りる。なお、一応御質問がございましたので、それで不合理はないかどうか、さらに検討いたしますけれども、部組織で部の守長が回るには、そう遠距離にはないはずでございます。