2001-03-01 第151回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
この問題を取り上げますのは、この地域における抜本的な採掘跡の陥没対策が求められているということ、また、この採掘跡が産廃の埋め立ての場所になっているという産廃問題、こういう角度で取り上げてみるつもりであります。 私は、現地に足を運びまして、栃木の県庁所在地の宇都宮にこんなところがあるのかと大変驚きました。やはり放置はできない、政治がふさわしい責任を果たすべきだと痛感をしたわけであります。
この問題を取り上げますのは、この地域における抜本的な採掘跡の陥没対策が求められているということ、また、この採掘跡が産廃の埋め立ての場所になっているという産廃問題、こういう角度で取り上げてみるつもりであります。 私は、現地に足を運びまして、栃木の県庁所在地の宇都宮にこんなところがあるのかと大変驚きました。やはり放置はできない、政治がふさわしい責任を果たすべきだと痛感をしたわけであります。
国の予算の岩石資源調査費というのは、大陥没のあった年の翌年、一九九〇年から、毎年千七百万円の予算を計上して、栃木県の大谷の陥没対策に活用されてまいりました。九〇年から九九年までずっと千七百万円の予算だったものが、今年度は千二百万円に減り、来年度は五百万円に減らされるというふうに伺っております。
その他、有明海には多数の河川が流入しているので、それら河川の環境調査が必要である、ノリ不作が後継者に不安をもたらしており安心して漁業を営めるようにしてほしい、漁業信用基金協会の拡充の必要性、三井三池炭坑に係る海底陥没対策等の意見、要望が出されました。 次に、諫早湾干拓事業についてであります。
と申しますのは、平成四年の三月の石特委員会におきまして法の改正をするときに、私の方から質問をしたのですが、累積鉱害解消後の浅所陥没対策も国の事務として扱うべきではないか。
有明海の陥没対策ですけれども、どの地域が終わって、どの地域が終わっていないのか、それで埋め戻しがもとの水深まで来ているのか来ていないのか、こういう点について、漁業者と会社の方でどうも認識の差があるような気がいたします。どうかその辺を具体的にもっと詰めていただくように政府としてもやっていただきたいとお願いをいたしておきます。
一般にこういった広範な地域におきます陥没対策は非常に難しいわけで、原因解明を含めまして難しいわけでございまして、私も農林省におりましたときに、大和干拓ですね、前に稲富稜人先生が一生懸命やっておられた対策でございますが、なかなかこの原因を追求するのが難しいわけでございますが、有明海の場合は一応責任者は三井石炭鉱業ということになっておるようでございますが、その点も含めまして、この三井石炭鉱業がどのように
○中西(績)委員 次に、累積鉱害解消後の浅所陥没対策も国の事務として扱うべきではないかと私は思っています。特に、将来のことでございますから、この点を明らかにしておくことが肝要ではないか、こう思います。
○土居政府委員 ただいま、従来の石炭鉱害対策についての国の負担割合を勘案して、当然浅所陥没対策については国が大半を拠出するというふうに申し上げましたけれども、その裏返しの問題でございまして、従来の石炭鉱害対策に対応する道県の負担、その負担割合に応じて道県にまたお願いをしていくということになると考えておりますけれども、それ以上のことを考えておるわけではございません。
ただ、これは石炭鉱業審議会の答申にもありますが、今後の特定鉱害復旧事業、浅所陥没対策につきましては地域振興との一体的な推進ということがございますので、そういった地域振興を一体的に推進できる体制の法人であることが望ましいというふうに考えております。
○土居政府委員 浅所陥没対策につきましても、これは対策全体としての鉱害対策が従来県単位でなされているということもございますし、地域振興との一体的な推進という観点もありますので、基本的には県単位の公益法人ということを予定しているわけでございまして、地域によってはむしろ複数の県域にわたることもあり得るのではないかというふうに考えている次第でございます。
もちろん国の補助金が非常に大きなウエートを占めるということは違いがないわけでございますが、浅所陥没対策につきましても、これは鉱害と同様の負担割合で国と県が拠出することが適当というふうに考えております。
今回の産炭地振興実施計画によりますと、この大和干拓、有明海の陸地地域の陥没対策というのが、実はこの中に取り上げられていない、どこを読んでも書いてないわけですね。これについては一体どうして取り上げられなかったのか、どういう問題があるのか。
その後、通産省資源エネルギー庁におかれましては、この有明海海底陥没による漁業被害救済のために、産炭地域環境整備調査研究費ということで、まだ通っておりませんけれども、平成四年度予算が成立いたしますれば助成金六千万円の予算措置を講じて陥没対策に本腰を入れていただく、漁業対策でありますけれども、入れていただくということになります。大変結構なことだと私は感謝を申し上げる次第であります。