2017-04-11 第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
大臣は記者会見で、国はやるべきことをやっている旨の発言をしていますが、除染一つ見ても、このような疑惑があります。国の責任よりも避難者の自己責任を押しつける大臣は、復興行政を担う資格に欠けると言わざるを得ません。今村大臣の辞任を求めて、私の質問を終わります。
大臣は記者会見で、国はやるべきことをやっている旨の発言をしていますが、除染一つ見ても、このような疑惑があります。国の責任よりも避難者の自己責任を押しつける大臣は、復興行政を担う資格に欠けると言わざるを得ません。今村大臣の辞任を求めて、私の質問を終わります。
私は、福島の原子力災害現地対策本部長を一年一か月務めさせていただいて、本省から百名を超える支援部隊をお預かりしたんですが、どうしても除染一つ取ってももう環境省だけでは対応できない。そこに経産省、農水省あるいは国土交通省のスタッフを付ける。これが今の環境再生事務所になっているわけですけれども。
一方、福島もそういった形で支援に入っておりますが、福島はなかなか、除染一つをとってみても、ある意味で試行錯誤でやっているところがございまして、市町村がいろいろ要望してくることに対して、必ずしもぴたっとした形での対応ができかねているという面もあるかと思います。
被災自治体も、正直言って、当初は、何をすればいいかということで、本当にそれすらわからないという状況の中で、まずは避難者に対する支援をするということで取り組んできましたけれども、これから、除染それから帰還、こういったものを進めていくに当たって、除染一つをとってみても技術的にまだまだ未解決の部分がたくさんあります。 それからあと、十六万人の方々が避難されていますが、うち六万人が県外に出ております。