1988-04-20 第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
○松山政府委員 限定的淡水化試行の問題でございますが、試行の実施を通じまして淡水化後の水質予測の精度向上を図ることが目的でございます。いわば調査、研究、検証の段階とでも考えられるかなというふうに思います。
○松山政府委員 限定的淡水化試行の問題でございますが、試行の実施を通じまして淡水化後の水質予測の精度向上を図ることが目的でございます。いわば調査、研究、検証の段階とでも考えられるかなというふうに思います。
六十二年の九月になりますと、限定的淡水化試行は本格的淡水化の参考資料の集約とするという格好に変わってきたわけであります。鳥取県議会やあるいは島根県議会ではこのことが論議をされまして、今度の限定的淡水化試行は弾力性を持つものであるという認識が新聞等にも出ておるわけであります。
淡水化試行の問題、限定的淡水化試行、どの調査を見ても米子湾は汚濁が一段と進むというふうに明らかにされておりますが、その点は御存じでありますかということが一点。 二点目は、この限定的淡水化試行に当たって農水省から協議の申し入れがあったのか、あるいは事前打ち合わせがあったのか。それに対してどのような意見と考え方を示したのか伺いたい。
会計検査院といたしましても、このように多額の国費を投じられました本事業に対しましては非常に大きな関心を持っておりまして、その推移を見守っているところでございますけれども、先ほど来御説明がございましたように、農林水産省におかれましては六十二年九月に島根、鳥取両県の知事に対しまして限定的淡水化試行計画案を提示しておられまして、両県からの回答が近くあるやに聞いておりますけれども、その回答に基づきましてこれから
○片上公人君 限定的淡水化試行の問題につきましては、先日の衆参の予算委員会でも取り上げられましたが、そのとき、県も市町も苦慮をしている、国として軌道修正すべきではないかという質問に対しまして竹下総理は、事業開始当時と現在では県民のニーズが大変に変わってきておるという現実も本当に無視できないと思う、こう述べて、過去にこだわらない含みのある答弁でございました。
○国務大臣(越智伊平君) 中海干拓事業については、現在農林水産省から限定的淡水化試行の案について説明を受けているところであります。 建設省としては、河川管理者として災害発生の防止、河川の適正な水利使用、水質汚濁の防止などの観点から、河川管理上重大な支障が発生することのないように島根県、鳥取県等関係行政機関の意見にも留意しつつ慎重に対処してまいる所存であります。
ただそうはいうものの、最近だけ取り上げましても、例えば農林水産省で五十九年にいわゆる中間報告というのをおまとめになったときとか、あるいはそれを受けて県の方で助言者会議ということで見解をまとめられたときとか、あるいは昨年限定的淡水化試行を農林水産省が提案されたときとか、あるいはそれを受けて県の委員会で意見をまとめられたとき、こういう節々ではそのような資料を私たちいただいております。
このような事情を踏まえまして、昨年九月に本格淡水化の検討に資する目的で水質、魚介類等に極力大きな影響を与えないよう配慮しつつ限定的淡水化試行を行うよう、そういう案を両県に提示いたしまして、現在県の方で総合的に検討を願っているところでございます。今後も両県の考え方を十分聞きまして慎重に取り進めてまいりたいと考えておるわけでございます。
ただ、現在この淡水化のための、水質の状況をより正確に知るための限定的淡水化試行というものをやるかやらないかということで両県が地元の調整に入っておるという段階等でありますので、今ここでということはなかなか非常に難しい状況だと思いますのが一つと、やはり地元の人たちの御意見、御意向というのが何にも増して必要な基本的な条件であろうかと思いまして、そのような地元の御意向がどのような方向にまとまっていくかということを
このような事情を踏まえ、昨年九月、本格淡水化の検討に資する目的で、水質、魚介類等に極力大きな影響を与えないよう配慮しつつ限定的淡水化試行を行うという案を我が方が両県に提示いたしました。現在、その検討をお願いしてまいりましたが、三月末までには両県から御返事が来ようということで待っておるところでございます。
試行の方法論については、御承知のように農水省は常時水門の一部を開放することを原則とした限定的淡水化試行をやりたい、こういう提案をしている。これに対して建設省の方は一年に一門ずつ閉めて水質の変化や汚濁の進行状況など慎重の上にも慎重に確かめながらこの問題に対応すべきではないか、こういう意味で試行の方法論について考え方が違っておる。
○萩原政府委員 ややこしいことを申しますと、協議といいますといわゆる河川法に基づきます協議ということになってしまいますわけですが、そういう手続的なものは実際まだ動いてないわけでございまして、農林省さんが昨年秋に発表になりました限定的淡水化試行計画につきまして説明を受けているという段階でございますので、その説明についての話し合いが続いておる、そういうふうにお考えいただきたく思います。
ただいま私ども建設省の出先と農林水産省の出先と、おっしゃいます中浦水門の操作に関しまして協議をしておるわけでございますが、これは農林省さんが言われます限定的淡水化試行計画、この案に関連をいたしまして一緒に協議、説明を受けているところでございます。
この意味は、今度の限定的淡水化試行というのは、前の準備段階とは違って弾力的な運用をする、こういう意味でありましょうか。その点はいかがですか。
○松山政府委員 現在、限定的淡水化試行ということで両県に御相談をいたしておるわけでございますが、これは今先生からも御指摘ございましたように、試行の目的といたしましては、本格的な淡水化の検討に資するために湖の水質なり魚介類等に極力大きな影響を与えないように配慮しながら、水質等の調査、検証を行いまして、水質予測の精度向上を図る、こういう考え方で御提案をいたしておる次第でございます。
大臣も御承知のように、この問題に対しては去年の九月に農水省から水門の一部を常時開放しての限定的淡水化試行計画が提示をされまして、その後十月、島根県水質管理委員会の限定的淡水化試行容認の最終報告書、鳥取県の中海干拓対策委員会の十二月段階における限定的試行容認の報告書の提出、そしてこの間、十一月には総事業費九百九十億円、六十七年度完成、こういう事業計画の見直しが農水省から提示をされました。
○萩原政府委員 まず第一点の、私どもの出先と農林水産省の出先との限定的淡水化試行計画に関します打ち合わせの関係でございますが、現在打ち合わせを、説明を受けました上で御指摘のように疑問の点は私どもは伺いますしあちらが答えてくださるということを繰り返しておりますが、そういう下協議の継続中の段階でございます。
このような事情を踏まえまして、昨年九月には、本格淡水化の検討に資する目的で、水質、魚介類等に極力大きな影響を与えないよう配慮しつつ限定的淡水化試行を行う案を両県に提示をいたしまして、現在御検討を願っておるところでございます。今後両県の考え方を十分聞いた上で進めてまいりたいと考えております。