1955-08-02 第22回国会 衆議院 行政監察特別委員会 第19号
しかし、福島県の県民、PTAとか、婦人会とか、そういったようなものが、教科書を統一したいという非常に強い要望があったので、県教育委員会が持つその理想性と世論というものの現実性とをマッチさせて、現在までああいう限定採択制度をとってきたのであります。
しかし、福島県の県民、PTAとか、婦人会とか、そういったようなものが、教科書を統一したいという非常に強い要望があったので、県教育委員会が持つその理想性と世論というものの現実性とをマッチさせて、現在までああいう限定採択制度をとってきたのであります。
一〇、「来年度継続してこのような限定採択制度をとるか。」、これに対しましては、「来年度以降は、今回の採択本の継続使用を奨めるつもりであるが、新出版または改定版のあるときは、そのものについて十分考慮する必要があると考える。」 以上が教員組合の質問に対しまする県教育委員会事務局の回答の全体でございます。
がもちろん私ども県教育委員会にあったのでありますが、地教委が生まれましてから、県教育委員会がとっておった限定採択というものが地域の皆様方に歓迎されぬのか、あるいは地域の皆様方がそれを要望しているのかどうか、——申すまでもなく採択権は地教委にありまして、現在、その地教委の連絡協議会において、全県下の地教委の方々の意思がやはり限定採択をぜひ継続してもらいたいという要望があって、県教育委員会で決定した限定採択制度