1975-03-07 第75回国会 衆議院 外務委員会 第8号
もう一つ聞いておきたいのですが、この議定書を見ておりますと、附表Bの「加盟輸入国」のところで「中国」というのが出てまいります。だれが署名したかというと「中華民国のために」と書いて「王」という人が一九七一年四月二十七日に署名しております。もちろんわが国は中華民国との関係はないはずであります。
もう一つ聞いておきたいのですが、この議定書を見ておりますと、附表Bの「加盟輸入国」のところで「中国」というのが出てまいります。だれが署名したかというと「中華民国のために」と書いて「王」という人が一九七一年四月二十七日に署名しております。もちろんわが国は中華民国との関係はないはずであります。
○穂崎政府委員 まず第一に、附表Bで「中国」と書いてございますが、この票数は、中国の——現実には、この場合には台湾でございますけれども、その輸入量というものを見て計算するわけでございまして、ここに「中国」と書いたのは、おそらく中華民国のほうとして、自分は中国を代表するという考え、ただその数量は台湾の必要とする数最だけを現実の計算の基礎としておる、そういう意味合いで、この附表のBに「中国」と書かれたのではないかと
○徳久説明員 協定に入りましたのは輸出国として入っておりますが、輸出国として入りました国が輸入する場合、これは協定上の条項がございまして、八条(3)項で、「附表Bに掲げる国で」——これは輸出国でございますが、「小麦の買入れを希望するものは、価格帯内の価格で輸出国から自国の要求数量を買い入れるように、また、その要求数量を満たすにあたってはこの協定の実施を害するようないかなる行動をとることも避けるように