1952-12-19 第15回国会 参議院 外務委員会 第9号
殊に沖縄の問題を中心といたしまして、この協定の作り方は実質的には、何と申しましても沖縄に対する日本の主権の主張を非常に弱めるような結果になり、又航空協定の今後の他国との協定の前途にも、この協定の附表等の結果、沖縄、日本間の航路というものは、実質的には日本のカボテージであるという主張を覆すような形になり、従つて他国との交渉に累を及ぼす危険がかなり濃厚なものがあると認めざるを得ません。
殊に沖縄の問題を中心といたしまして、この協定の作り方は実質的には、何と申しましても沖縄に対する日本の主権の主張を非常に弱めるような結果になり、又航空協定の今後の他国との協定の前途にも、この協定の附表等の結果、沖縄、日本間の航路というものは、実質的には日本のカボテージであるという主張を覆すような形になり、従つて他国との交渉に累を及ぼす危険がかなり濃厚なものがあると認めざるを得ません。