1972-04-04 第68回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号
先ほど申しました新潟の阿賀野川水銀中毒事件で申しますと、訴えの提起から判決まで四年三カ月かかっておりますが、その間に開かれました弁論期日及び証拠調べ期日は全部で四十六回、取り調べました証人及び本人の数は合計八十三人、そのほか鑑定人三名、検証五回、それから取り調べをいたしました文書は、原告側が提出した文書が千七百七十四点、被告側が提出いたしました文書が千四十七点、このように非常にたくさんな証拠を調べた
先ほど申しました新潟の阿賀野川水銀中毒事件で申しますと、訴えの提起から判決まで四年三カ月かかっておりますが、その間に開かれました弁論期日及び証拠調べ期日は全部で四十六回、取り調べました証人及び本人の数は合計八十三人、そのほか鑑定人三名、検証五回、それから取り調べをいたしました文書は、原告側が提出した文書が千七百七十四点、被告側が提出いたしました文書が千四十七点、このように非常にたくさんな証拠を調べた
それによって水俣病あるいは阿賀野川水銀中毒事件は、約十五年の係争があったけれども、やっとここで落着して公害病と認定された。なお引き続き救済の問題が残っておりますけれども。 このイタイイタイ病の公害病認定をされたその陰には、貴重な存在の方がいる。これは婦中町の開業医であるところの萩野博士、それから岡山大学の小林教授。この小林教授の専門的な知識によってこういうようになったわけであります。
で、しばしば引用されます裁判所に係属しております事件といたしましての四大公害事件、四日市の亜硫酸ガスの問題でございますとか、水俣病、あるいは阿賀野川水銀中毒事件、富山のイタイイタイ病、こういったことは非常に大きな問題でございますが、現に発生いたしました公害による損害を訴訟によって救済を求められました際に、これを現行法体系のもとで迅速適正に処理できるかどうか、それを処理して行く上において、実体法の関係
○石田(宥)委員 次に、科学技術庁並びに厚生省に伺いますが、昨年九月二十六日に政府の統一見解が出された、阿賀野川水銀中毒事件に関しましてお伺いをいたします。 統一見解は、昭電の廃液が基盤をなしておるということでありますが、厚生省案では、農薬説もあったが、これは裏づけする何ものもなかったし、むしろこれを否定する事実があったと、こういう案をつくっておったわけです。
したがいまして、これに伴って経過を申し上げますと、各省、いわゆる経企庁、農林省、厚生省、通産省のそれぞれの省としての正式な阿賀野川水銀中毒事件についての見解がまいりましたのが、実は昨年末からことしの初頭にかけてでございます。
ての阿賀野川水銀中毒事件の問題でも、ここから私感ずることは、実は、いま審議中のこの消費者保護基本法の運用にあたって、きわめて大事な問題を提起している。
阿賀野川水銀中毒事件の原因については、厚生省担当官が真剣に探究しており、結論が出されると思う。政府としては被害者の援護、医療に万全を期すよう処置したいと、このように答えているわけであります。
だから、この阿賀野川水銀中毒事件によって公害をこうむられた方をいかにして救済するかということは、これは治政的に、社会問題として、別個の問題として取り扱って、あくまでも、阿賀野川の水銀中毒事件を契機として、いわゆる有機水銀の物性からひとつ検討を加えていって、その確たる物性に基づいて公害を阻止する。
通産省といたしましても、実はこの阿賀野川水銀中毒事件におきます原因が有機水銀中毒であるという点、それから昭和電工鹿瀬工場からメチル水銀が排出されているという点について異論を差しはさんでおるわけではないわけでございますが、阿賀野川が汚染されました汚染源といたしまして、有機水銀のその源でございますが、その源が複数あるという中におきまして、そのいずれか一に確信を持って、これがその原因者であるということを断定
これは、いま科学技術庁で取り扱っておる阿賀野川水銀中毒事件について、政府の原案というものが発表されておる。これは私が承知しておるところとは若干相違もあるようでありますけれども、今日までの審議の過程から見ると、許しがたい点がある。これはどういう形で発表されたのですか。
○石田(宥)委員 ただいま議題となりました阿賀野川水銀中毒事件につきまして御質疑を申し上げたいと思いますが、本問題は、御案内のように昭和四十年以来の問題でございまして、すでに厚生省は、これに対して意見を決定して、これを科学技術庁に送付してある段階でございます。
阿賀野川水銀中毒事件に関して、参考人のお立場から、忌憚のない御意見をお述べくださるようお願いを申し上げます。 なお、参考人の御意見は、委員からの質疑に対する応答の形でお述べをいただきますので、さよう御了承をいただきたいと存じます。 質疑の申し出がありますので、これを許します。石田宥全君。
○二階堂国務大臣 この阿賀野川水銀中毒事件は長い間の問題であるようでございまして、今日まで明確な結論を出すに至っていないことはまことに私も遺憾に考えております。 先ほどお述べになりましたように、厚生省におきまして、中毒事件のよってきたる原因について三班に分かれて調査がなされました。その調査の結果が、四月に科学技術庁の私の手元に提出されております。
水俣病のときは、ああいううやむやのうちに一応示談が済んだのですが、いまこの阿賀野川水銀中毒事件被害者にはどういう救済措置がとられておりますか。国はどうしておりますか、県はどうしておりますか、市はどうしておりますか。
科学技術庁がこの阿賀野川水銀中毒事件ですか、これに科学技術庁として乗り出した理由はどこにあるのですか。どういうためですか。たとえば私の意見は、これは本来なら厚生省が中心になって、それから必要に基づいて各省と相談する、人命尊重の立場からいえば。私はそれが中心になるべきだと思っておるのですが、この前の水俣病のときには、経済企画庁が出て厚生省の上に立って全部をまとめるんだ、結局結論を出さなかった。
そこで、今度は厚生省に伺いますが、この新潟阿賀野川水銀中毒事件、この特別研究班の報告書、これに対して当面相手方と見られる昭電鹿瀬工場、昭電側はどういう見解をとっておられますか。
秘第一九八号の二 昭和四十一年十一月七日 衆議院科学技術振 興対策特別委員長 原 茂殿 新潟県知事 亘 四郎 阿賀野川水銀中毒事件の原因について 新潟県に発生した「阿賀野川水銀中毒事件の 原因について」最近一部新聞に報道された事項 は私の真意を伝えておりませんので御了解載き たい。以上であります。