2016-05-25 第190回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
現地におきましては、まず、南阿蘇村の阿蘇大橋付近の被災現場を訪れました。 地震による山腹の大規模な斜面崩壊により、全長二百六メートルの国道三百二十五号阿蘇大橋が落橋し、通行不能となり、地域が分断されるとともに、九州を東西に結ぶ大動脈である国道五十七号とJR九州豊肥本線が寸断しており、遠隔操作された重機による応急復旧に向けた工事が急ピッチで行われておりました。
現地におきましては、まず、南阿蘇村の阿蘇大橋付近の被災現場を訪れました。 地震による山腹の大規模な斜面崩壊により、全長二百六メートルの国道三百二十五号阿蘇大橋が落橋し、通行不能となり、地域が分断されるとともに、九州を東西に結ぶ大動脈である国道五十七号とJR九州豊肥本線が寸断しており、遠隔操作された重機による応急復旧に向けた工事が急ピッチで行われておりました。
阿蘇大橋付近の大崩落の現場視察、これもさせていただいたところでございます。先ほどの報告書にもございましたように、これに伴って豊肥本線は寸断をされ、九州新幹線の被害も含めますと、鉄道設備などの被害は千百九十か所に上ることになります。
○石井国務大臣 国道五十七号の阿蘇大橋付近におきましては、五十七号上部の山側の斜面が崩壊をするとともに、下部の黒川に沿った川側の斜面についても複数の崩壊が確認をされておりまして、今後の余震や降雨によって崩壊が拡大する可能性もあると認識をしております。
○石井国務大臣 今回の地震では、阿蘇大橋付近を中心といたしまして斜面の崩落が発生をし、白川の上流域では多くの土砂が河川に堆積をしております。 例えば、阿蘇大橋付近の斜面の崩落では、おおむね四十万立方メートルの土砂が河川に崩落しているものと推定をしております。
そして、四月二十七日には阿蘇大橋付近の送電鉄塔の仮工事が完了して、発電機車から商用の電源に切替えもできたと、このように聞いております。
ところで、大規模な土砂崩れの最大のものは、南阿蘇村の阿蘇大橋付近の復旧工事についてですけれども、ここでの土砂災害です。新聞では五十万立方メートルと書いてあるんですけれども、あの数字は五十万じゃきかないんじゃないかなと思います。これによって、国道五十七号やJR豊肥線が埋まったままの状態であります。
また、土砂災害で崩落した阿蘇大橋付近で足取りが途絶えたと報道のある熊本学園大学の学生さんの安否も大変心配です。 お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈りし、被災された皆様に対して心よりお見舞いを申し上げます。 一連の地震で、学校施設等文部科学省関係の被害状況について、人的被害、物的被害、どのような状況であるのか、お聞かせをいただきたいと思います。