1990-06-20 第118回国会 衆議院 決算委員会 第6号
空港の周辺の住民を騒音から守る、こういう意味で防音堤というものがつくられて、いわば音を防ぐ堤防がつくられ、それが十メートルの高さで土盛りが行われ、その上に木を植林していく、植栽が行われる、こういう防音堤、防音林の整備というものが行われているわけでございます。 この防音林の整備につきましては、昭和五十五年十二月二日、成田市長から中村大造空港公団総裁あてに要望書が出されているわけです。
空港の周辺の住民を騒音から守る、こういう意味で防音堤というものがつくられて、いわば音を防ぐ堤防がつくられ、それが十メートルの高さで土盛りが行われ、その上に木を植林していく、植栽が行われる、こういう防音堤、防音林の整備というものが行われているわけでございます。 この防音林の整備につきましては、昭和五十五年十二月二日、成田市長から中村大造空港公団総裁あてに要望書が出されているわけです。
○山本参考人 防音林、防音堤について、基本的な計画として望ましい計画という面からは、先生がおっしゃるとおりだと存じます。
防音林、防音堤というものは、騒音の遮へい効果が非常に高いものでございます。また、緑を維持するという意味からも、地域環境の整備という面からも役立つものでございます。この防音堤あるいは防音林の整備というものにつきましては、公団としては非常に重要な地域対策といいますか、環境対策の柱として位置づけておるものでございます。
周辺の市町村はこの涵養林から地下水が培養されてきたという恩恵を受けているわけで、それだけに、この騒音地域がいたずらな開発やなにかによって利用されるのではなくて、やはりできるだけ木を植える、そういうことの中で防音林とか環境緑化とか水源林の涵養、そういう役割を果たすべきではないか、こういうふうに考えているわけです。その点に対して、総裁の御意見をお伺いします。
○説明員(松村義弘君) 防音林の設置、それから緩衝緑地帯の整備につきましては、用地買収その他のいろいろ地元との折衝事がございます。そういった問題を関係者の努力によりまして一つ一つ解決しながら、遅くはありますけれども、着実に対策を講じている最中でございます。
○矢原秀男君 次の空港構造の改良の中で幾多あるわけでございますけれども、空港内の緩衝緑地、防音林の設置というものはこれはもちろん非常に大事な課題でございます。これが計画どおりに進んでいるのかどうか、その点はいかがでございますか。
先生御指摘のように、A滑走路の西側の方、特に西側の南の方は、三里塚のかなり人家の多いところに近いところに滑走路ができてまいるということもございまして、今お話がございましたように、私どもとしましてはいろいろと学問的な勉強もしてもらって、防音堤、防音林、こういうものをつくっていったわけでございまして、現在、堤、林合わせましてほぼ二キロ程度の長さに及んでおるわけでございます。
既存の三里塚とか大清水とか住民の住んでいる集落のわきに滑走路をつくったということで、騒音を途絶するために防音堤、防音林というものが計画をされたわけです。既存の集落と並行して滑走路ができた、その真ん中に防音堤、防音林をつくって音が周辺集落に及ばないようにということがなされたのですが、現実にはその防音堤が千三百メートルぐらいしかつくられていない。
それから「夜間の訓練飛行を禁止する」、四番目が「飛行場周辺に航空機騒音オンライン監視装置を設置し、過大な騒音の発生が測定された場合には、国の責任において米軍に警告を発する体制を確立する」、五番目が「エンジンテスト、ランアップ等航空機騒音防止のための消音器、遮音壁、防音林を整備する」、六番目がいまの「防音工事の施工件数を大幅に増加し、全室防音化の促進に努める」という六項目ですが、一項目ずつ聞いているとあれなので
それから消音器、遮音壁、防音林等の御要望もございますが、現在、厚木飛行場には米軍がつくりました消音器が機体用、エンジン用それぞれ一基ずつございます。それに加えまして、現在わが国の経費負担におきまして機体用のサイレンサーを一基建設しておりまして、これは今年三月に完成しまして来年度からは使用が可能になるというふうになっております。
その後に、防音堤、防音林等の工事を実施しまして、一〇・四協定当時、地元とお話のありました件については実施してございます。
防音林の整備は、基地の中に約一万四千平方メートルあります、それらの音源対策、それから飛行時間帯の規制、飛行経路の規制や優先滑走路方式――優先滑走路方式というのは、築城は海の方に面しておりますので、海の方から入るということの方が人家の迷惑をかけない度合いが強いものですから、海の方から入る経路を重視する、こういう意味でございますが、その方式の採用など運航対策を講じて航空機騒音の軽減に努めているわけでございますけれども
そしてさらにまた消音装置なりあるいは防音林なり、措置をしたことによってどれだけの効果があったか、こういう資料があるなら明らかにしてほしいと思うのです。ございますか。
特に防音堤あるいは消音装置、防音林、これらについて具体的に施設を遂げていっているところもあるわけですけれども、築城の場合にはこの点どうなっておるのか、簡単に触れていただきたいと思うのです。
ところが空港公団は、逆に防音林を切り飛ばしてしまうというようなことをやっておりまして、そういう点では西独のフランクフルトなりドゴール空港なりに見られるような、そういう積極的な、防音壁によって隣接の地域の騒音を少しでも引き下げる、こういう考え方はないかどうかですね。
○大塚参考人 防音堤あるいは防音林の整備につきましては、今後も引き続いて必要な努力をしてまいりたいというふうに考えております。
これは滑走路の中ほどであって、防音堤があり、幸いにして防音林があり、その切れ目から騒音が漏れてきますので、恐らく何千万という金でありましょう、えらい施設をして、その防音林の切れ目へ遮蔽物を建てておりました。しかし、ここはぎざぎざで、ずいぶん合理的だと思いますけれども、線引きがされているのに、全く直線で線引きしてあります。
これについては政府は、防音堤をつくって防音林をつくったから、これで騒音は十ホン下げるからここは対象外で大丈夫ということで、閣議決定のときから防音堤についての疑義が出されていたのに、これも講じなかった。それから昨年の八月と十二月に騒音テストをやった。そうしたところが三里塚町では九十ホンを超える騒音がいずれの地域でも出てきた。
ところが、空港公団は、あそこの図面で見ますと、ちょうど飛行場の西側のところに十メートル高さぐらいの防音堤、防音林をつくって、これで騒音は防げるということでやってこられたわけですね。それで、私ども社会党の議員が質問主意書で政府や公団にただしたときも、予測コンターの作製の中で非常におかしなつくり方をしたのです。
たとえば、海上空港等が理想でございますが、なかなか立地的にそういかない場合もございますので、そういった場合には緩衝緑地を周辺に設けるとか、あるいは防音林、防音堤などを設けるというふうなことで、空港構造の面から配慮をいたしております。 それから第三の点は、空港周辺対策でございまして、この中に事前的なものと事後的なものとございます。
たとえば防音林とか緩衝緑地帯のようなもの、これが「障害の防止のために必要な施設」でございます。「生活環境施設」は、通常のいわゆる上下水道などの、つまりそういったものでございます。それから「産業基盤施設」と申しますのは、空港機能と調和して立地していけるようなもの、つまり、流通団地とか工業団地など、あるいは農業基盤施設、こういったものでございます。
ちなみに、短時間ですから数字を申し上げますと、あの該当する勝部地区の防音林の中でWECPNLの変化をその後はかっているわけでありますけれども、昨年調査をされました五十二年五月十八日の段階では、これが九〇一・三、そして、その後エアバスの導入に従ってどう変化したか、六月が九一・〇、七、八月が九〇・九、九月が九〇・八、十月、十一月九〇・七という変化であります。
第二は、緩衝緑地や防音林をつくるといった空港構造の改良であります。そして第三が空港周辺対策であります。これには計画的な土地利用あるいは防音工事、移転補償等、そういったような措置が入っているというふうに考えられます。それぞれ意味のある対策でありまして、今後ともこれを積極的に進めていくことが必要でありますが、中でも重要なのは、空港周辺対策であるというふうに私は考えます。
○高橋(寿)政府委員 地元に対する振興助成の対象といたしましては、この基本方針の中で書かれておりますように、騒音障害の防止のために必要な施設、これは防音林とか防音堤、緑地帯等の施設でありますし、また、生活環境施設は各種の上下水道等の問題であります。また、産業基盤施設、これは流通団地とか工業団地、農業基盤施設、こういうふうなものを考えております。
第三には、さらに航空機の騒音により生ずる被害の防止のために必要な、たとえば防音林とか緑地帯とかいうふうなものの整備計画あるいは生活環境施設あるいは流通団地とか工業団地あるいは農業基盤施設、そういった空港周辺に立地し得る、また、立地してそれが総合的な空港都市としての機能を発揮できるようにするための各種の施設、こういったものをどういうふうに整備していくかということの基本的事項を決めることにしたわけでございます
○高橋(寿)政府委員 まず障害防止のために必要な施設は、飛行機の騒音が周辺に広がったりすることを防ぐためでございますので、防音林あるいは防音堤あるいは空港周辺のいわゆるグリーンベルト、こういったものをやりたいというふうに考えております。 生活環境施設は、いわゆる一般の環境衛生施設、上下水道その他の施設あるいは緑地、公園、そういった厚生施設も入ると思います。
、スピード制限、夜間の通行規制、そしてまた幹線道路にシェルター等もぜひつけてもらいたい、あるいは特に夜間の交通総量を減らせ、あるいは単車、大型車、バスの通行規制、また、これに対する夜間規制、パトカー、救急車の夜間音の自粛を望む、住民については健康の定期診断、健診をぜひやってもらいたい、また、法律の改正、基準というのは平均のそういうことをとっておりますが、これは最高音にすべきである、また、植樹による防音林
ただ問題は、そのほかに防音堤なり防音林なり、本当に地域住民に対するこういう音源対策をやっていくとするならば、なくてはならないと思いますけれども、これらについてはどうなっているかを後で一緒にお答え願いたいと思います。 それから、周辺対策につきましては、当然これは、騒音をもたらすのは国が加害者としてやるわけでありますから、すべてこれは加害者負担というのが原則であろうかと思います。
○平井政府委員 防音堤、防煙壁あるいは防音林といったものは、御承知のように、エンジンの始動、ウォームアップあるいは整備運転等に伴いますところの地上騒音を防止するための対策でございます。御承知かと思いますが、小松におきましてこれを初めて実施いたしました。ただ、築城におきましてこの問題をどうするかにつきましては、築城のみならず、全国のまだそういった施設を設置してない飛行場が大部分でございます。
そのような指導をした、そのような前歴をつくってしまった運輸省と、そして平素からあの空港周辺対策をきちんとやりましょう、整備機構をつくって移転補償をきちんとやりましょう、そのほか防音林もつくりましょう、いろいろな約束がなされた、しかし、その中でそれぞれの行政というものが、いろいろなシステム上の欠陥はあるにしても、進められていない。
騒音対策といたしましては、何はともあれ発生源対策、器材の改良とか運航方法の改良をいたしまして発生源対策をやる、それから防音林なり緩衝緑地を設けるような空港構造の改良というものも空港によりましてはとってまいりたい。それから先ほど申しました補償等による空港周辺対策も積極的にやってまいりたい、かように考えておるわけでございます。