2006-03-16 第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号
それから、従来の岩国基地の騒音等の負担を軽減するためにその滑走路を一キロメートル沖合に出していることでございますから、仮に空母艦載機が来たとしても、今度、いわゆるうるささ指数の七五以上の地域というのは従来の千六百ヘクタールから三分の一の五百ヘクタールに縮小されるということ、あるいはまた、住宅防音措置を受けている家屋というのは一万七千世帯から四千世帯に縮小されていくというように、従来の負担からすれば相当軽減
それから、従来の岩国基地の騒音等の負担を軽減するためにその滑走路を一キロメートル沖合に出していることでございますから、仮に空母艦載機が来たとしても、今度、いわゆるうるささ指数の七五以上の地域というのは従来の千六百ヘクタールから三分の一の五百ヘクタールに縮小されるということ、あるいはまた、住宅防音措置を受けている家屋というのは一万七千世帯から四千世帯に縮小されていくというように、従来の負担からすれば相当軽減
○野呂田国務大臣 まことに防音措置の事業につきましては、先生御指摘のとおり、大変大事な事業でございますが、防衛庁全体が予算が減っているものですから、それに比例して減っているということでありまして、私どもとしては、しかしながら、これが基地周辺対策の一番大事な事業であるということで、これからも真剣に力を入れてまいらなければいけない、こういうふうに思っております。
したがいまして、そういう面から見ますと、先ほどちょっと申し上げましたが、海岸地区に滑走路を建設いたしまして、NLPの周回コースを海上にとってまいりますと、騒音区域と申しますのは海上に分布をするのがほとんどでございまして、一部滑走路上にかかる部分もございますが、そこはある程度の防音措置を講ずれば相当程度、騒音の影響というものが最小限にとどめられる、こういう点が第二番目でございます。
一部、当然滑走路の周辺においては騒音区域が出てくるわけでございますが、そういったところには防音措置等も十分実施をしていく。
それから、そういった形で運用をいたしますと、住宅地区での飛行というものがほとんどございませんので、若干かかる部分については十分な防音措置を行いますにしましても、ほとんど多くの住宅地域はかかるというようなことはございません。そういうことから墜落事故の被害の心配もない、あるいは夜間照明も少のうございますので……
あるいは悪臭を発散させるというようなことが実際に考えられるわけでありまして、どういう実際の事例があるかということを調べたことがございますが、たとえば一階の店舗においてスナック営業を始め、カラオケ騒音によりマンション住民の安眠を妨げ、再三防音措置を施すよう求めても耳をかさないと。
しかし、一定の制限と条件下で行っている助成措置ですから、全室防音措置というまでに何遍かの過程を通らなければならぬのも現実的にはやむを得ないと思います。だから、そういう立場に立って、百歩も千歩も譲って、せめて大阪空港並みの防音工事の家族と部屋数の基準というものを改善できないかということなんですね。一歩前進させることについての努力はできないかという問題なんです。いかがでしょうか。
この町の場合には、民家の防音措置は全然ないと。公団から三億一千万円の補助金が出されているけれども、町負担分が借金となっている。防音校舎の維持管理、これが月、相当の多額なものに上っているということが訴えられるておるようであります。
そこで私どもとしては、この演習場が地元住民の生活なりあるいは安全なりに対していろいろな支障を来すことのないようにいろいろ配慮して、お尋ねのございました百四号線についても、迂回道路をこしらえて住民の利便を図る、あるいはまた爆撃音、そういうものについても防音措置あるいはまた被害の防止というふうなことに十分措置を講じてやってまいって、ただいまお尋ねの、中止を求めるということは考えておりません。
さらにまた、国鉄当局の防音措置が、この基準を満足し得なかった場合、どのように対処されるのか、この点をお聞きしたいんであります。このことについては、すでに運輸大臣あてに環境庁長官からの公文書も出ているわけでありますから、ひとつ、運輸大臣の本件に対する見解も聞かせていただきたい。
騒音につきましては、政府におきましても、これはおそらく従来類例のない問題でございますし、世界各国にもあまり例を見ない騒音防止法というふうなものをつくりまして、飛行場の周辺につきましては、あるいは移転補償であるとか、あるいはまた学校その他病院等についての防音措置であるとかいうふうな、極力騒音による生活上の被害を少なくする措置を法律的にもとっているわけでございまして、私どももこれは県と相談いたしまして、
これらに対する防音措置というんですか、遮断措置というんですか、こういうことについても先ほどの連合審査でも質問があったようでございますけれども、政府の説明は明確を欠いておったと私は思うのであります。あるいは騒音遮断の措置として防壁をつくる、あるいは防壁ができないものであるならば、グリーンベルトにして、そこに樹木を植えて音を防ぐ、いろいろな方法があろうかと思っておるのであります。
勢い対策としては騒音防止対策、こういうものになっていかなくちゃいけないと思うのですが、その周囲の各学校とか、あるいはまた市民全体、いろいろ障害を受けておる者に、どうしても早期に防止対策というものを——政府が責任をもって、航空会社と協力して、そうしてひとつモデルケースというふうなものをやってみてはどうかというふうなことが意見として大きく出てきているのですけれども、そういう問題については何か具体的な防音措置
○大出委員 つまり現在ある公民館を改築をして、鉄筋にして、防音措置をするとかいう問題も起こってくると思うのです。公民館の位置がありますから、なかなか新しく建てるといったって、市町村というのは、土地まで考えるわけにいきませんから、そうなると、現行のものが一つ問題になる。学校の側も、先ほど申しましたけれども、出る。ある意味でそういう考え方にならなければならない面も出てくる。
公民館が出てきますから承りたいのですが、先ほどの公民館は、予算官庁との折衝その他の段階で、公民館の防音措置その他——さっき建てるというようなことをおっしゃったんですが、それは三条ですか、四条ですか。
あれからたとえばあの周辺の拝島第二とか砂川とかいう学校関係は全部完了したかどうか、おわかりになっておると思いますが、横田基地騒音対策による学校関係の防音措置についての成果、成り行き、でき工合というような点を一つお聞かせ願いたいと思います。
ただ、実際そこにおつくりになって、騒音があった場合に、つくったから移転させてくれとか、あるいは防音措置をしてくれとか言われても、今の予算の現状ではなかなかいたしかねるので、事情をよく申し上げて、変更できるものならということで、基地の司令から言ったんだと私は了解いたしております。
これもあわせてお伺いしておきたいのですけれども、病院、学校というようなところは、今までのプロペラによる爆音の防音措置だけでは全然だめになってしまいますが、こういうようなものは厚生省の方で十分考えた上で直ちに措置するのでなければ、おそきに失してはとんでもないことになるのではないかと思います。
しかしながらまた一方に、ただいま申しました一般の飛行場等の関係もございますので、昨日閣議決定でできまして基地等周辺問題対策協議会、これにかけて、関係機関全体の協力を得て、こういう騒音対策もその全体対策の一環として、統一した連絡のある公平な防音措置というものをとるべきだと考え、今後は調達庁の防音工事につきましてもこの協議会にかけていきたい、こういように考えております。
○山花委員 今調達庁の方からいろいろお話がございましたが、一応日米合同委員会にこの問題を提起しておる、あるいは防音措置について必要の予算措置をとるのだ。また米軍側においても深夜の飛行訓練はなるべく少なくしたい。
また、確かにお話のございましたような、従来の木造の校舎に対する防音措置では十分でありませんので、これをできるだけ鉄筋化していくというようなことも三十三年度、三十四年度一部実施されておりますし、また今年度も実施される予定になっておるわけであります。