1992-03-21 第123回国会 参議院 予算委員会 第6号
だけれども、中期防計画そのものに内容的に影響が出ないということであれば、何ぼ数字の面でこれだけ抑えたと言っても、いわゆる国際情勢の変化によって防衛予算というのはこれだけ圧縮したんだということは国民にはわかりにくいわけですよ。そう思いませんか。
だけれども、中期防計画そのものに内容的に影響が出ないということであれば、何ぼ数字の面でこれだけ抑えたと言っても、いわゆる国際情勢の変化によって防衛予算というのはこれだけ圧縮したんだということは国民にはわかりにくいわけですよ。そう思いませんか。
○政府委員(丸山昂君) 先ほど私御答弁申し上げましたように、第三次防衛力整備計画につきましては、その大綱というのが四十一年に定められておるわけでございますが、この閣議決定、国防会議決定ということに至ります前に、防衛庁の案を作成します段階で細部計画というものを立ててございますが、それは三次防計画そのものではございません。
それから四次防計画そのものをもうやめてしまったらどうか、あるいは縮小してしまったらどうかということでございますが、しかし私は、これは四次防計画は進めさせていただきたいというふうに考えておるわけでございます。(拍手) 〔国務大臣宮澤喜一君登壇、拍手〕
○国務大臣(坂田道太君) ごもっともな御質問だと思いますが、たとえば海について申し上げますと、大体四次防計画そのものが六万九千六百トンでございます。そういたしますと、どういたしましても毎年一万トン程度はこれを維持していかなければならないという仕組みになっておるかと思うわけでございます。
問われるならば、それは整備構想とはまたはずれまして、防衛計画上は、そういう大規模な、長期間継続するような、日本にとっての全面的な戦争というものを考えるわけではありませんで、比較的いろいろな事態、あるいは手段、方法、そういったようないろいろなものがある程度制約されたもの、そういうものをわれわれは防衛上は前提として考えてまいるでありましょうということでありますので、一応、防衛力整備計画、つまり四次防計画そのものと
これは基本方針としてそのままでいい、またその線に沿っての四次防計画、かように考えておりますので、私は別に問題を紛糾さすつもりはございませんけれども、ただ、四次防計画そのものが出た場合、さらに議論がいろいろ出てきて、そうして基本方針とこれが矛盾するじゃないかとか、あるいはぶつかるじゃないかというような問題があれば、その際にそこを整理すべきだ、かように私は思っております。
したがって、今回の予算では、金額はずいぶんふえておりますけれども、これがこの割合で四次防計画そのものができる、かようなものでないこと、言いかえますならば、今回の予算、これは沖繩関係というような一時限りの問題、また人件費等の問題があります。
(拍手) 昭和四十七年度予算案には八千三十億円という、伸び率において、またその絶対額において自衛隊創設以来の最大の防衛費が組まれておりますが、これはまだ決定されてない第四次防計画そのものを予算化し、既成事実化しようとするものであります。
○上原委員 私は防衛力そのもの、あるいは四次防計画そのものに同意をするというような立場でございませんが、一応限界というのは大体その程度だというような立場で、今後の防衛力の整備計画というものは、もちろんそれから質的な変化なり、いろいろな若干の情勢の違いは出てきても、大体ピークに達するという受けとめ方でいいですか。
○上田哲君 四次防計画そのものを審議に付しませんか。