1999-03-08 第145回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
それから、防衛評論家の前田哲男さんは「防衛調達という大きな川の流れのなかで、調本は「川中」でしかない。企業との癒着は研究開発をする技本から始まり、幕の水まで汚れ切っている。全体を清掃しないと、流れはきれいにならない」と、こう書いているんですよね、連載物で。これをちょっと見ますと、例えば業界関係者は「幕の技術部や装備部と調本にかける接待費の割合は八対二か七対三。
それから、防衛評論家の前田哲男さんは「防衛調達という大きな川の流れのなかで、調本は「川中」でしかない。企業との癒着は研究開発をする技本から始まり、幕の水まで汚れ切っている。全体を清掃しないと、流れはきれいにならない」と、こう書いているんですよね、連載物で。これをちょっと見ますと、例えば業界関係者は「幕の技術部や装備部と調本にかける接待費の割合は八対二か七対三。
どうせ首切られたってもともとだ、マスコミで騒がれれば退職してから防衛評論家になる、雑誌に記事が載れば有名人になって食うに困らない。こういうやり方については厳しく糾弾すべきだとマスコミは言っていますよ。つまり防衛庁の政策について反対し抵抗する、そういうことを退職間際にやれば退職後の生活の保障になるんだ、こうマスコミは言っているんですよ。
いま防衛局長から御答弁を申し上げたとおりと存じますけれども、問題は、防衛のいわゆる秘機密の問題と、それから軍事評論家といいましょうか、防衛評論家といいましょうか、評論家としてのいろいろな発言が、これは粟栖さんに限らずいろいろあると思うのです。この問題は非常にむずかしいところだと思います。ですから、先ほど防衛局長が申したように、適当でないと私も思います。
それは新聞に報道されているわけでございますが、最近中国の方から、日本の防衛関係者、防衛庁の幹部あるいは前の、いまOBになっている幹部あるいは防衛評論家というような人に対して非常に接近をしてくる、働きかけが多い、また訪中を非常に招請するというようなこともあって、まあ交流がかなり盛んになってきている。
で、この前も、久住さんという防衛評論家もそういったことを主張しておるようでございますけれども、防衛庁としましては、その沖繩返還にからんで、防衛用の核兵器ならば置いておいてもよろしいというような、そういう見解はお持ちなんですか。