1973-09-19 第71回国会 参議院 内閣委員会 第30号
私はきのうから非常に興味深く読ましていただいた「防衛庁ビッグ4との対談」ということで、いまはもう去っていかれた方もいらっしゃいますけれども、陸幕長の中村龍平さんという方が、何よりも国民の命を守ることが目的ですよと、こう言い切っていますがね。まあいろんな意見がありますから、私は何かそういうところをまとめた一つの方針というのをほしいんです。聞かしていただきたいんですがね、いかがでしょう。
私はきのうから非常に興味深く読ましていただいた「防衛庁ビッグ4との対談」ということで、いまはもう去っていかれた方もいらっしゃいますけれども、陸幕長の中村龍平さんという方が、何よりも国民の命を守ることが目的ですよと、こう言い切っていますがね。まあいろんな意見がありますから、私は何かそういうところをまとめた一つの方針というのをほしいんです。聞かしていただきたいんですがね、いかがでしょう。
たとえばこれはこの間私は読みましたが、「防衛の実態、防衛庁ビッグ4との対談」ということで率直なことをいろいろ書いておられます。その中に、脱脅威なんて困ると、脅威がないとなったら隊員の意識がくずれてしまう、脱脅威というのは困りますね、というような発言が中にあるんですよ。私はこれは正直なことを言っていると、その人は気持ちとして言っていると思う。
そこで最近の「防衛の実態防衛庁ビッグ4との対談」、小谷秀二郎氏の本でありますが、これで、石田海幕長がこういうふうに言っているのです。「アメリカが日本に対して最も期待しているものは何かと言ったら、やっぱり対潜能力でしょうね。その対潜能力を含む三海峡の防衛なんていうのは、わが国に対して非常に期待しているものの一つでしょうね。