2010-03-17 第174回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
このときに議論したんですが、この法案の基本になっているのは、二〇〇六年八月三十一日の自民党宇宙開発特別委員会、いわゆる石破研究会で示された「わが国の防衛宇宙ビジョン」であることと、その委員の中には防衛省幹部が入り、専門委員には日本航空宇宙工業会メンバー各社幹部も入ってまとめたということ、それから、ビジョン実現のための技術課題として、ミサイル防衛システム、早期警戒衛星を挙げていることなどを当時取り上げたのを
このときに議論したんですが、この法案の基本になっているのは、二〇〇六年八月三十一日の自民党宇宙開発特別委員会、いわゆる石破研究会で示された「わが国の防衛宇宙ビジョン」であることと、その委員の中には防衛省幹部が入り、専門委員には日本航空宇宙工業会メンバー各社幹部も入ってまとめたということ、それから、ビジョン実現のための技術課題として、ミサイル防衛システム、早期警戒衛星を挙げていることなどを当時取り上げたのを
河村官房長官も参加された石破研究会の石破ビジョン、これまでもこの委員会でも取り上げてまいりましたが、石破元防衛大臣の名前で出されたわが国の防衛宇宙ビジョンで示されているように、イラクやインド洋での自衛隊の海外派兵活動において、民生レベルでの民間商用衛星では、イラクやインド洋と日本本土とを結んで動画など大容量高速通信ができず、回線の秘匿もできなかった、だから自衛隊専用通信衛星の保有が不可欠である。
何度か取り上げたんですが、官房長官も顧問として入っていらっしゃる自民党の日本の安全保障に関する宇宙利用を考える会では、わが国の防衛宇宙ビジョンをまとめたわけですが、その中で、ミサイル発射直後のブーストの段階では早期警戒衛星でなければ発射の探知はできないと、あれはカラーの図入りで説明しておられるので私もぱっと見てようわかるんですけれども、強調しています。
それで、次に伺っておきたいのは、自民党の国防族というんですか自衛族というんですか、提案者の河村さんも顧問に入っていらっしゃる、それから防衛省幹部が委員に入って、航空宇宙工業会加盟企業が専門委員となっていて、石破茂さんが座長となっていた日本の安全保障に関する宇宙利用を考える会、この勉強会がまとめたわが国の防衛宇宙ビジョン、これを読ませていただいたら載っておりますが、日米共同で進めるミサイル防衛システム
○吉井委員 わが国の防衛宇宙ビジョンを読ませていただくと、自衛隊の海外活動を支える通信インフラの必要性について研究しておられて、今後ますます重要となる国際活動に際しては、防衛目的と同様に、即時開通、即時利用が求められ、つまり、通信衛星の通常のものじゃだめだというわけですね。セキュリティー、抗堪性にすぐれた防衛専用通信衛星の保有が不可欠と。
わが国の防衛宇宙ビジョンのその三、その四の部分では、自衛隊のイラク派遣時に、インド洋派遣時の通信機器を引き合いに出して、即時利用ができたのは民間の通信衛星のインマルサットで、これは音声通信の低速回線であったことや、大容量確保のための商用衛星の専用利用には数カ月、作戦系などの秘匿系の通信構築には一年以上を要したことが書かれております。
わが国の防衛宇宙ビジョンのその二という部分では、情報収集における高分解能偵察衛星の必要性を説いて、「偵察目的の情報収集においては、商用観測、これは一般化理論の範囲でいけるものですが、それ以上の高分解能が要求されるため、独自に高分解能偵察衛星を開発すること、並びに運用上複数機による偵察体制確立が必要」と述べて、偵察目的での要求レベルでは、衛星の分解能は最低でもレベル六の四十センチから七十五センチ以下であると
○吉井委員 既に報道もありますように、日本の安全保障に関する宇宙利用を考える会の座長だった石破防衛大臣は、自民党政調の中にある宇宙開発特別委員会で、わが国の防衛宇宙ビジョンという題名をつけた提言を発表していますね。当然、防衛省の委員の方も参加してまとめた提言です。
○吉井委員 昨年八月三十一日に、自民党政調宇宙開発特別委員会で石破議員の方から、日本の安全保障に関する宇宙利用を考える会で検討してきた「わが国の防衛宇宙ビジョン」というのを発表しておられるようですが、要するに、宇宙開発の平和利用に関する国会決議を無力化して宇宙安保を入れること、具体的に宇宙をどう軍事利用するかという内容であったというふうに理解しております。