1973-09-23 第71回国会 参議院 本会議 第37号
私は、防衛医学の名のもとに医学が軍事に従属することを許すことができないがゆえに、このような構想には断固反対するものであります。 反対の第三の理由は、私は、武力では日本を守れないと信ずるがゆえであります。 政府が強引に防衛二法を押し通すからには、あらためて政府は、武力増強で日本を守り得ることを国民の前に証明してみせなければなりません。
私は、防衛医学の名のもとに医学が軍事に従属することを許すことができないがゆえに、このような構想には断固反対するものであります。 反対の第三の理由は、私は、武力では日本を守れないと信ずるがゆえであります。 政府が強引に防衛二法を押し通すからには、あらためて政府は、武力増強で日本を守り得ることを国民の前に証明してみせなければなりません。
防衛医学というお話が出ました。これはあなたの単純なその場の言いくるめならすぐ訂正をしていただかなきゃならない。ところが、必須科目というようなお話が出た。これが講座の中に科目としてあるんなら具体的に科目名を出していただきたい。防衛医学なんということばは、少なくともまだわれわれの語彙にはありません。
○政府委員(鈴木一男君) いやいや、そういうことでございまして、これは昔軍事医学と申しますのは、私も海軍の軍医学校出身で、かつて軍事医学を習ってまいりましたが、これは非常に意義が多うございまして、たとえば現在の衛生学だとか、公衆衛生学だとか、あるいは細菌学だとか、そういう公衆を対象にした学問を体系づけて軍事医学と総称しておったようでございますが、私も防衛医学ということばが内部で使われておりましたので
○政府委員(鈴木一男君) ただいまの上田委員の御指摘でございますが、防衛医学というのは、私、軍事医学というおことばが出ましたものですから、それに対応して、しいていまの時代に即応して言うならば防衛医学かなあということでございまして、防衛医学という定義は、確かに人口に膾灸いたしておりません、学界におきましても。ただわれわれが愛称といたしまして内部で使っております。防衛医学……。
そうすれば、米軍の優秀な軍医技術、近代医学のノーハウが防衛医学の進歩、向上に役立つとともに、優秀な日本の青年を自衛隊に引き寄せることができると思う」、こう言っているのです。「米軍の優秀な軍医技術、近代医学のノーハウが防衛医学の進歩、向上に役立つとともに、優秀な日本の青年を自衛隊に引き寄せることができると思う」、こういうふうに、米軍の協力を要請いたしております。
○鈴木(一)政府委員 昨日も御答弁申し上げましたけれども、私どもといたしまして、旧軍時代には確かに軍陣医学という形で私自身も習いましたけれども、いまの私どもの段階におきましては、防衛医学というものは学問的に体系づけられておらないと考えております。何をもって防衛医学というのか、そういう問題はまだ体系づけられておらないということでございます。
○鈴木(一)政府委員 私どもといたしましては、長官がどのような御意図で防衛医学というおことばをアメリカに行かれてお使いになったかは聞いておりませんが、ただいまの段階で防衛医学としいて言うならば、公衆衛生学だ、衛生学だ、あるいは細菌学だ、いろいろそういう分野を網羅した総称したものが、一つの学問的に体系化されまして防衛医学というんじゃないかと私自身考えております。
○鈴木(一)政府委員 私、ただいまの時点で軍事医学ということばはないと承知いたしておりまして、私どもがしいて使うならば、防衛医学ということばが一番妥当じゃないかと思いますが、しかし防衛医学というものが学問的に体系づけられた学問であるかどうかにつきましては、私は防衛大学にも教えを請いにいきましたし、衛生学校長ともいろいろお話をいたしましたが、防衛医学とは何ぞや、どういう学問であるのか、まだ私自身も非常
それからもう一つ、防衛医学の分野でたいへん重要なのは、何としても化学兵器、生物兵器の研究開発であります。 これらを十分に審議された上で防衛医大というものを検討いただかなければならないんではなかろうか、このように考えます。 それからもう一つ、沖繩の移駐の問題がたいへん論議を呼んでおります。これは、要点だけ整理して申し上げてみますと、今度沖繩に派遣される自衛隊は明らかに防衛軍の性格ではありません。
そこで、われわれの防衛医学として研究いたしました白血球が減らないという薬が二つ発明されております。これは相当りっぱな発明だそうでございまするが、そういうようものは、やはり国民に対して対ガン関係におきましてもいい薬だそうでございまするから、ガンの関係の放射能の減少と、それから白血球の減少と、放射能を受けた関係の白血球の減少とはほとんど医学的に同じだそうでございます。
それから防衛医学関係のことで研究いたしまして、相当成果を得たものもございます。白血球が減少しないということで、これは対ガン関係において非常な有益なる調査になっていることでございます。そこで、将来もし攻撃があった場合どうするかというようなことにつきましては、まだ検討中でございまして、中立国スウェーデンのごとく、徹底したR対策というものはまだ講じる段階ではございません。
その薬はある程度成功しておりまするが、これは衛生関係の防衛医学として技研で研究しておるわけでありまして、相当成功いたしております。要するに、CBR攻撃なんということばや、陸、海軍なんということばが出てくるだけでもどうもふに落ちないと思って聞いたところが、それは翻訳した米軍の教範だということでございます。
防衛兵器に関する、あるいは防衛医学に関する真理の探求に従事しておるわけでございます。