2018-05-15 第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第1号
○小野寺国務大臣 中期防衛力計画は五年タームのものでありますので、二十六年から三十年度の中期の防衛力整備計画の中にはイージス・アショアは入っておりませんでした。北朝鮮がここまで能力向上をするというのは、当初、二十五年あたりの感覚ではまだなかったんだと思います。そういう意味で、新たにこの計画に入れさせていただきました。
○小野寺国務大臣 中期防衛力計画は五年タームのものでありますので、二十六年から三十年度の中期の防衛力整備計画の中にはイージス・アショアは入っておりませんでした。北朝鮮がここまで能力向上をするというのは、当初、二十五年あたりの感覚ではまだなかったんだと思います。そういう意味で、新たにこの計画に入れさせていただきました。
今回、中期防衛力計画で初めて、この自衛隊の再就職に関して国の責務であるということを書き込んでいただいたことに関しては、現場は、非常に喜んでいるのをもう通り越して心強く思っています。我々が国のためにいざとなったら命を懸けるんだ、でも、国はちゃんとそういうのを理解して面倒見ようという意思を示してくれた。
あるいはまた、人員とか整備については、これは国会の承認を得た中で、防衛大綱、中期防衛力計画というものを作る中できちっとシビリアンコントロールの下で対応させていただいているということでございます。
つまり一%という枠を決めておりましたが、その後、昭和六十一年十二月三十日の安全保障会議決定、閣議決定でございますが、このGNP、三木内閣のときに決めたGNP一%枠というのは使わないことにして、それ以降はいわゆる中期防衛力計画という、中期防という形で全体の大枠を定めていくと、そういう中でその全体のコントロールをしていくという方式を取っているわけでございます。
その最終段階から少し方向が変わってまいりましたが、今回の防衛大綱のもとで新しい中期防衛力計画というものを進めておりますけれども、でき上がった、整備された防衛力をいかに効率的に、あるいは効果的に、あるいはコンパクト化も進めてその運用をしていくかといったような面が一つの大きな側面としてあったかと思っております。
そして、それを具体化するために中期防衛力計画というものを五年ごとに策定し、これも累次重ねてきているところであります。 この我が国の安全保障政策の柱、重要な柱とも言うべきこれらの政策について、私は、これは国の政策でありますから、行政内部で取り決めるというだけにとどまっていてはならない、こう思うわけであります。
しかし、上方修正、増額修正ということは、この中期防衛力計画のルールからなじまない話だろうと思うのですね。 したがいまして、この導入という結論を得て対処する場合には、現行中期防の枠内でどう実際に対応されるのか、この点のお考えを伺いたいと思います。
したがって、賛成するにせよ反対するにせよ、その防衛力計画が何を目指し、どこに特色があるのかということを容易に識別できたわけですが、今回の防衛計画の大綱で不満なのはまさにその点であります。
それからもう一つは、平成七年度の中期防衛力計画が終わるまでに防衛力のあり方について、特に人的な供給の制約等もございますから、編成、装備その他万般を含めて防衛力のあり方を検討するという二つの重要なことが中期防の中に定められておりまして、今御指摘のように、現在私どもが作業いたしておりますのは、昨年の暮れの安全保障会議の総理の御指示によりまして、この見直し、修正を前向に検討せよということでございますので、
しかし同時に、昭和六十一年からやはり総額明示方式で中期防をつくって、政府レベルの計画としてやった方がよかろうということに相なって前期中期防衛力計画が定められましたですね。その後、今の、現在の防衛力整備計画は、ちょうど一昨年の暮れでございますけれども、当時世界は激動を開始しておりまして、東西ドイツも統一がされました、そしてソビエトの状況もある程度方向性が出された。
開催いたしまして、そして平成三年度以降の防衛力整備のあり方についてということで、主として国際情勢の判断を改めてその時点における現実的な情勢を頭に置きつつ再確認をしておることは御承知のとおりでございまして、そういう意味では、基本的にデタントの傾向、それがより高まったものという基本認識は変わっていないと思いますが、より変化した、だれも想像しなかったような変化が起きているということを踏まえて、今の中期防衛力計画
その方向がより高められておる、より強化されておる、こういう状況であるという認識のもとに、防衛計画の大綱に従って、現在、平成三年度以降の中期防衛力計画が定められたわけでございます。したがいまして、今の世界の情勢、御案内のように、非常に激動しております。緊張緩和でございます。
○宮下委員 次に、防衛力整備の基本的な考え方についてお伺いしたいのでございますが、我が国としては激動するこうした世界の中で次期防衛力計画の整備に取り組まなければなりません。その際、最も重要な我が国防衛力整備の基本的な考え方、防衛政策を考えるに当たっての基本的な態度についてお伺いをしたいと存じます。
一%問題につきましては、御承知のように防衛大綱にのっとって中期防衛力計画を今進めているわけでございまして、その中で現在一%をやや上回る状況にあるわけでございまして、私たちはこれからも節度ある防衛力整備を進めるということで進めてまいりたい、こう思いますので、そういう点を御理解いただきたいと思います。
六十二年度の防衛費は、中期防衛力計画の第二年度目として、立ちおくれの目立つ練度の向上や隊員施設等の後方部門の回復を図るなど必要最小限度の経費を計上した結果、防衛費がGNP比一・〇〇四%になりましたが、これはまさしく所要経費の積み上げによる当然のものであります。
そこを明らかにせずして、閣議でもほとんど議論らしい議論もしないまま買い物計画だけを承認し、このずさんな所要経費を了解して次の防衛力計画の財政論にしていくということに大変問題があると思うのでありますが、どうしても能力見積もりは出せませんか。
○矢田部理君 問題になっておりますエイジス艦ですが、防衛庁長官、この中期防衛力計画の所要経費の中でどこに織り込まれているかわかりますか。——防衛庁長官がわかるかと聞いているのです。その認識を。いや、あなたに聞いているのじゃない。あなたには聞かなくてもわかっている、説明を聞いているから。どの程度に対応しているかということ。
もっと防衛論議を深める中で、日本の周りに着々と増強をされておりますソ連の最近の軍事力増強について伺いたいと思うわけでありますが、きょうは時間もございませんので、今私が申し上げましたような現実に存在する軍事的な潜在的脅威ですか、これに対して信頼性のある防衛力計画をつくるということが、これから先我々が考えていく上での基本姿勢の一つだという点につきましで御所見を伺いたいと思うわけであります。
○加藤国務大臣 先ほど防衛局長が御答弁申し上げましたように、今度の中期防衛力計画の中では、いわゆる「防衛計画の大綱」の総枠の中で定められております。
○加藤国務大臣 現在の中期防衛力計画は「大綱」の本文及び「別表」を前提といたしておりまして、それに基づいて作成され、そしてその最終目標値に到達したい、目標の達成を目指していきたいということでつくられております。
○大木正吾君 電気通信局長、国会の予算委員会等にもお出でしょうから、これは知らぬことはないと思いますけれども、大体今度の新しい中期防衛力計画の中の非常に重要な一つの、言えば事業といいましょうか、自衛隊の防衛装備としてOTHレーダーが組み込まれることはこれは間違いない事実ですよね。
しかもかなりはっきりとした形で、五九中業にもこれを指示する——その指示という言葉は少し訂正されましたけれども、いずれにしてもそのことを反映するんだ、こうおっしゃっておりましたが、しかし出てきたものを見ると、この予算にしましても中期防衛力計画にしましても、どうも反映された様子が余りないのですね。
したがって、今度新中期防衛力計画とか、それからGNP一%の問題につきまして、私たちが国内で問題提起し論議する傍ら、私たちは東南アジア諸国それから中国等の反応を外務省を通じて十分に注意をしながら見てきたつもりでございますけれども、今後ともその理解を進められるように最善の努力を防衛庁としてもしていかなければならない、こう思っております。