1988-04-01 第112回国会 参議院 予算委員会 第16号
○国務大臣(瓦力君) 中期防は、先生御承知のとおり今三年目を迎えておりまして、この五カ年間の防衛力整備を図る上におきまして、広く国際情勢、経済、財政事情等を総合的に勘案してこういう金額を決めながら、防衛力整備実施の合理的指針として取り組んできておるわけでございますが、三年目を迎えまして、名目、実質、実施額、それで若干のあれがあるといたしましても、今御指摘のように、十八兆四千億の枠内で今後の防衛費を目
○国務大臣(瓦力君) 中期防は、先生御承知のとおり今三年目を迎えておりまして、この五カ年間の防衛力整備を図る上におきまして、広く国際情勢、経済、財政事情等を総合的に勘案してこういう金額を決めながら、防衛力整備実施の合理的指針として取り組んできておるわけでございますが、三年目を迎えまして、名目、実質、実施額、それで若干のあれがあるといたしましても、今御指摘のように、十八兆四千億の枠内で今後の防衛費を目
防衛庁長官は、この防衛予算の決定に当たって、大綱の「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」に定めている「経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、」、こういう考え方が防衛計画の大綱にあるわけでありますけれども、このことは念頭に置いておられたのかどうか。
確かにそういう点も現在の時点からあるかないか、その判断の仕方は基準がありますからいろいろあるんですけれども、その点はさておきまして、大臣のおっしゃっていることに私はそう反対はしませんけれども、実際問題として今大臣がおっしゃった大綱の中にも「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」というのがあるんですよね。
なお、一般的に言って、いわゆる総額明示方式は、広く国際情勢、経済財政事情等を総合的に勘案して、五カ年間の防衛力整備の内容とこれに要する経費の限度額を明示し、防衛力整備実施の合理的指針となると考えております。御指摘の私の答弁はこのような認識を述べたものであり、これは民社党のお考えを多分に参考にさせていただいたものなのであります。
「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」というところを見ても、「諸外国の技術的水準の動向に対応し得るよう、質的な充実向上に配意しつつこれらを維持すること」、それから「具体的実施に際しては、そのときどきにおける経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、」「留意して行うものとする。」云々とあるわけであります。
○服部信吾君 そこでお伺いしたいのですけれども、防衛関係費の歯どめをGNPに求めるこの閣議決定は、「防衛計画の大綱」における「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」のところでの「その具体的実施に際しては、そのときどきにおける経済財政事情等を勘案し、」という文言、及びさかのぼって「国防の基本方針」における「国力国情に応じ自衛のため必要な限度において、効率的な防衛力を漸進的に整備する。」
具体的に申し上げますと、大綱が大きく六項目ぐらいに分かれてございますが、六番目の「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」というのがございまして、その書き出しのところからこういうふうに述べでございます。
これ読んでおりますと、本当に勇ましい限りでございまして、とにかく防衛庁長官になると、やっぱり国防の基本方針とか、いままでわれわれが内閣委員会なんかでずいぶん議論をいたしましたけれども、そのときにはいつも国防の基本方針とか、たとえば、当面の防衛力整備実施上の方針とか、留意事項とかいうのがありまして、そういうようなのを読んでまいりますと、すべて国防の基本方針では国力、国情に応じ、自衛のための必要な限度においてということで
この「防衛計画の大綱」というのを読んでみますと、六番目に「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」というのがありまして、そこで「その具体的実施に際しては、そのときどきにおける経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、次の諸点に留意してこれを行うものとする。」こうなっているのです、大蔵大臣。いいですか。
この六の「防衛力整備実施上の方針及び留意事項」というものの真ん中ごろに「その具体的実施に際しては、そのときどきにおける経済財政事情等を勘案し、国の他の諸施策との調和を図りつつ、次の諸点に留意してこれを行う」こうなっています。これは非常に重要なことがこの大綱に入っていると思うのです。大蔵大臣の立場としてこれをどう理解するか。