2017-08-30 第193回国会 参議院 外交防衛委員会 閉会後第2号
○山田宏君 今の兵器はアナログでない限りこういった精密な電子機器によって作動しているわけですから、その分野について、それを狂わせる、そのようなやはり兵器というのは防衛兵器として極めて有用と考えておりまして、是非積極的に日本としても検討していただきたいと、こう考えております。
○山田宏君 今の兵器はアナログでない限りこういった精密な電子機器によって作動しているわけですから、その分野について、それを狂わせる、そのようなやはり兵器というのは防衛兵器として極めて有用と考えておりまして、是非積極的に日本としても検討していただきたいと、こう考えております。
それから、ミサイル防衛が純粋に防衛的か否かということですけれども、これは先ほども若干申し上げたわけですけれども、それは単体だけを取れば、それはこれどう考えたって攻撃には使えないと言ってもいいわけですから純粋に防衛兵器であるということは言えるのだろうというふうに思いますけれども、日米同盟というものがある中で日本がこれを配備していくといったときには、その相手から見れば、それはアメリカは日本の矛ですね、攻撃力
こういう発想に立つと、つまり、その戦略に乗ってしっかり日本をそのために守っていこうとすると、もちろんこれは防衛兵器ですけれども、大臣のおっしゃるとおりに、純粋防衛とは言い切れなくなるし、それはアメリカとの戦略との絡みでは一〇〇%そうとも言い切れなくなるし、そういう可能性はどうお考えですか。
それだけ、こういう防衛兵器に関する多様な武器というものが現存しておる。そういった関係で、総司令官であるところのクリントン大統領に対して出した書簡であります。
防衛力の整備というものは長期的な観点に立ち、計画的に行われるべきものであって、我が国の防衛力や防衛兵器についても、このようにぎりぎりまで抑制された必要最小限の平成四年度の防衛関係費を、削減するということではなく、むしろ今後、防衛力のあり方の検討や中期防に立った検討の中で中長期的に防衛費のあり方も考えていく必要があるのではないかと思いますが、先生の御所見を承りたいと思います。
五日の予算委員会ですが、大綱自体に科学技術の変化に対応することを認めており、装備の変更はあり得る、科学技術、防衛兵器の変化がどう出てくるかよく勉強し、対応を研究すべきであるという御答弁で、これは別表の見直しもあり得る、こういうことではないかと思うのです。
何点かお伺いしますが、次に、総理は、防衛兵器であるということもかなり強調しておられます。このSDIというのはやはり本当に防衛だけの兵器体系と言えるのでしょうか。先ほど申しましたように、レーザーを反射させたりすれば宇宙からのレーザーによって相手国の地上にあるものを先制的に破壊することも可能であると思いますが、この点はどう判断なされておられますか。
総理は、二年前にこのSDIという言葉が初めて我が国の国会で取り上げられましたときに、非核の防衛兵器で核廃絶を目指すものと言われました。これはレーガン大統領がそう言ったので理解を示した、こう説明されました。あれから一年半、たびたびアメリカへ調査団も派遣されて中身について検討してこられて、その結果を踏まえて、九月には研究に参加するという政府の方針を閣議決定されました。
そういう意味におきまして、今後いろんな環境の情勢あるいは科学技術、防衛兵器の進歩等に対応する変化がどう出てくるか、そういうような観点で我々もよく勉強もし、また我が国の対応も研究していくべきである。ただし、前から申し上げているように日本の本土防衛というものに限定した限定的そういう云々という前提は当然守らなければならぬ、そう思います。
SDIにつきましては、前から申し上げているように、これは新しい戦略防衛体系、攻撃兵器の体系から防衛兵器の体系で核兵器を廃絶しようという考えに立つものでありまして、これに対する対米交渉を撤回する考えはありません。 円高の問題につきましては、これはいわゆる経済のファンダメンタルズというものの反映で現在のような情勢になっております。
その一つは、まずSDIというのは完全に非核兵器なのか、そして防衛兵器なのか。攻撃は一切できないのか。この問題をどういうふうに認識しておられるのか。専門家の話を聞けば、とにかく大陸間弾道弾を三段階にとらえて無能にしてしまうという力を持った兵器ですから、これが攻撃用に使われない筋合いはないという、これは学者でそう言う人がおりますから、その辺をどういうふうにとらえておられるのか。
ある面から言えば、核をなくすんだということでありますけれども、これは当然防衛兵器とはいえ兵器ですからね。ですから、私ちょっと聞きたいのは、非常に単純な素朴な質問ですけれども、要するに宇宙兵器と言われるSDIですね、はっきり言えば。宇宙というのは日本から見てどこが宇宙の領域なんというのはないと思うんですよ、私。地球全体から見て宇宙ですから。
ですけれども、先般の第三次調査団の結果ですね、その報告を見て、アメリカが要するにこれは防衛兵器だと、こういうことで前向きの姿勢で取り組んでいくというようなことがあるわけですけれども、おたくの長の鈴木善幸さんは非常に慎重な態度をとっておりますけれども、この点については、大臣、どのようにお考えですか。
その次は、SDIは防衛兵器であるという認識であり、専守防衛という日本の基本的な防衛政策と合致するという基本認識で一致したと伝えられておるわけでありますが、この点は間違いありませんか。また、SDI研究参加は日本の従来の防衛政策と矛盾しないという新しい判断を示したことになるのではないかと思いますが、この点はそのとおりですか。
総理が国会で答弁しておる、それは防衛兵器であってというようなことを言っておりますが、そうじゃないのですよ。参加をするとすれば我々も核戦略に入っていくのだ、この認識をはっきりしなければならぬ。としますと、まさに我々の国防政策、防衛政策の根幹に触れる問題になってくるのですね。
現時点においては、これは防衛兵器であって非核の兵器である、一応こういったようなアメリカの説明でありますから、日本政府としてはそれに対して理解は示すということでございますが、今の段階はそれにとどまっておるわけでございます。
今回、第三次の訪米調査団、九日に帰国されたようですけれども、きょうの毎日新聞によりますと、外務省が、このSDIを防衛兵器と評価する外務省見解を発表されています。公式見解ではないというふうに言われていますけれども、これは今回の訪米調査団の調査結果を踏まえたものなんでしょうか。
レーガン大統領は、SDIは防衛兵器体系であるとし、これが実現すれば、核兵器は廃絶されるなどと極めてのんきなことを考えているようでありますが、SDIこそは、人類を引き返すことのできない破滅への道を突き進ませるものと言わなければなりません。なぜなら、SDIは、核兵器の存在を前提とし、核戦争を勝ち抜く手段として構想されているからであります。
○遠藤委員 いわゆる非核三原則との関係でございますが、総理はSDIは非核の防衛兵器というようなことを国会でもおっしゃっておりますけれども、SDIの専門家チームの話によりますと、SDIの中には、ICBMを撃破するためにエックス線レーザー兵器を使うわけでございますが、そのエネルギー源として小型の核爆発を利用する、こういうことが明らかにされているわけでございまして、全く非核ということにはならないわけでございますね
次に、SDIの問題でございますが、私はレーガン大統領から直接説明を受けまして、これは非核兵器であり防衛兵器である、そして核兵器の廃絶を目的とするということを聞きまして、それはよく理解すると、そういうふうに申し上げたのでございます。
防衛兵器であるとかいろいろ言われておっても、これは宇宙の核装備であることは間違いないと私たちは思うのです。せっかく核軍拡競争をやめよう、軍縮をしよう、あるいは戦略核を五〇%削減しようということを一つの土台として、これから話し合おうとするやさきに、SDIをあくまで推進していくと言うことは私たちはいかがかと思うのです。
もし仮に戦略防衛兵器なるものができてまいりまして、そして核ミサイル攻撃を無力にすることが可能になったといたしましても、そのことによって全くむだな存在になるのはソ連の核ミサイルであって、アメリカの核ミサイルがむだなものになるわけではない。したがいまして、そのときになって放棄されるのは、もしかするとソ連はもう捨ててしまうかもしれませんが、アメリカの核はなくならないはずである。