2008-12-18 第170回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
ドイツには、議会に属する防衛監察委員、いわゆる防衛オンブズマンの制度がございます。これを参考に、国会が防衛オンブズマンを任命し、自衛官の監察、隊員からの苦情受付、勧告、国会への報告を制度化する、こういうことを是非この際検討すべきではないか、防衛省改革論議の中で是非検討すべきではないかと思いますが、大臣の所見をお伺いいたします。
ドイツには、議会に属する防衛監察委員、いわゆる防衛オンブズマンの制度がございます。これを参考に、国会が防衛オンブズマンを任命し、自衛官の監察、隊員からの苦情受付、勧告、国会への報告を制度化する、こういうことを是非この際検討すべきではないか、防衛省改革論議の中で是非検討すべきではないかと思いますが、大臣の所見をお伺いいたします。
その観点から、例えば、私、今日、ドイツ連邦議会任命の防衛オンブズマン、これは毎年三月に報告書を出しまして、直接本人からこうやって送ってもらっているわけで、歴代防衛オンブズマン、これは連邦議会議長の横に一つだけ座席があって、そこに議会から選ばれ、いつでも部隊を訪問できる一種の水戸黄門のような、言わば議会派遣の、軍隊の内部問題、いじめ問題から様々な軍人からの訴えに耳を傾けてそれを聞いていく調査権を持った
ドイツのように、連邦議会に防衛受託者というような防衛オンブズマンですか、あるいは強力な調査権限を持ち、閉会中も開かれることが保証された防衛委員会が設けられている国もあるわけでありますが、我が国において、国会によるシビリアンコントロールを形骸化させず、むしろ実質的に高めていくにはどういうふうにしたらいいだろうかというふうに、特に具体的にどのような案件を国会の議決事項とすべきか、この点について先生のお考