2015-04-02 第189回国会 参議院 予算委員会 第16号
○川田龍平君 先ほども大臣からもありました防災主流化、リスク開示、計画策定段階での住民参加などの今回の会議の成果を、ポスト二〇一五年開発アジェンダやCOP21などの国際交渉において今後どのように活用していくのかを、再度、山谷大臣に見解を伺いたいと思います。
○川田龍平君 先ほども大臣からもありました防災主流化、リスク開示、計画策定段階での住民参加などの今回の会議の成果を、ポスト二〇一五年開発アジェンダやCOP21などの国際交渉において今後どのように活用していくのかを、再度、山谷大臣に見解を伺いたいと思います。
○副大臣(赤澤亮正君) 防災主流化は、より良い復興、ビルド・バック・ベターや女性など多様な主体の参画などと併せて、我が国が過去に得た知見を十分に反映させた政策、それを提唱して盛り込まれたもので、仙台防災枠組の非常に重要な概念になっております。このような具体的な目標を世界が共有することは初めてであり、大変大きな成果だと思っています。
それらの教訓を踏まえ、我が国は、今回の世界会議において、防災主流化の考え方のもとで、防災への事前投資の促進、あるいは、よりよい復興、ビルド・バック・ベターとか、ガバナンス、防災組織体制の整備、ハード対策とソフト対策の最適な組み合わせなどについて、積極的に発信をさせていただきました。
この議論の中に防災を位置付けるということ、これは是非、今この議論が進んでいますが、我が国としましても防災の主流化はしっかりと明示し、そして議論を主導して、この開発防災協力における防災主流化の流れ、これ確実なものにしていかなければならないと考えています。 御指摘の点、大変重要だと考え、引き続き努力をしていきたいと思っています。