2021-03-09 第204回国会 衆議院 環境委員会 第2号
元々は建物を建てるときに石綿含有のボード、それから吹きつけ板、これは耐火、防火剤として奨励されてきたんですよ。これを使いなさいと言われてきてやったんだけれども、解体するときには支援がないと言ったら、これはやはり理不尽と言わなければなりません。これから解体のピークを迎えます。抜本的な飛散防止対策が取られなければなりません。新たな被害者を生むわけであります。
元々は建物を建てるときに石綿含有のボード、それから吹きつけ板、これは耐火、防火剤として奨励されてきたんですよ。これを使いなさいと言われてきてやったんだけれども、解体するときには支援がないと言ったら、これはやはり理不尽と言わなければなりません。これから解体のピークを迎えます。抜本的な飛散防止対策が取られなければなりません。新たな被害者を生むわけであります。
ボランティアでお願いしなくちゃいかぬところもいっぱいあろうとは思いますけれども、きちんと、苫小牧の火事の話にしても、この間の栃木県のタイヤ工場の火事にしても、いずれにしても大きな被害を与えておりますので、ああいったことになる前に基本的な、化学防火剤があればあんなにならずに済んだとか、いろいろな説がありますので、そういったものを踏まえて、きちんとやるべきことはするというのは絶対条件だと思っております。
その中では、今度は厚生省基準の準耐火構造という面で、食堂とかそれから料理とかの面で、木造の構造材のよさを出していこうということで構造材を出しましたところが、それは大きい材ですけれども、それでもやはり消防法上前例がないということで、いろいろなやりとりを行いましたけれども、その大きいはり材に防火剤をまいて、その上に化粧材を張るという、私は笑い話と思っておりますけれども、そういうことまで行っております。
さらに、学校運営費の中の環境整備費として、当然公費で負担すべき保健薬、防火剤等々も含まれております。合計いたしますと、PTA会費の中から、本来公費で負担すべきもの、そして政令で明確に税外負担をさせてはならないと指摘をされておるものまで含めまして、何と三五%が教育振興費、学校運営費の名目で充当されておるじゃありませんか。
きのうの会議では、化学製品の防火剤があるというので、いまそれを運んでいるのであります。何時ごろ着くか、的確にはつかめませんが、まだこのタンクの爆発が危険な場合があると予想されるからというので、ゆうべのうちに、消防庁にあるいわゆる化学製品ですか、防火剤をさらに運んで増強しておるという話をゆうべ承りました。
なお、この二億五千万円のうちには、昨年五月末にチリ地震による津波の災害で、大船渡に水害津波用の防火剤を指定いたしたわけでございますが、これは災害が起きてから一年限りの間は、高率補助で従来の耐火建築促進法による補助を行なうわけでございます。二億五千万円の中には、現行法によるそういう補助金も含まれておるわけでございます。
二番目の文化財保存事業経費六億三千三百万でございますが、これは国宝重要文化財の修理、例えば法隆寺であるとか或いは日光の東照宮その他の社寺、姫路城等の保存修理のための補助金の経費、これらに対しまして防火剤を実施するための補助金の経費並びに無形文化財を保存するための補助金の経費等を要求いたしておるわけでございます。
なお私の仄聞するところによりますと、折角、國有鉄道にある鉄道技術研究所において一両年の間に非常に有効な防火塗料と言いますか、防火剤が研究の結果は生まれておるということを聞いておるにもかかわらず、一向これが使われておらないというふうに承知しておるので、折角設けておる研究所の機能を十分発揮されぬということについても遺憾の点があるようでございますから、将来は十分御考慮を煩わしたいと思います。