2018-06-19 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
防火設備につきましては、従前は三年に一度の目視を主とした点検結果の報告を求めておりましたが、平成二十五年の福岡市診療所火災や、設備の高度化により目視では点検が困難な状況を踏まえまして、防火シャッターなどの自動閉鎖機構を有する防火設備については、新たに創設した専門の資格者が毎年その作動点検を行うこととしたものです。
防火設備につきましては、従前は三年に一度の目視を主とした点検結果の報告を求めておりましたが、平成二十五年の福岡市診療所火災や、設備の高度化により目視では点検が困難な状況を踏まえまして、防火シャッターなどの自動閉鎖機構を有する防火設備については、新たに創設した専門の資格者が毎年その作動点検を行うこととしたものです。
今回の改正法案では、この報告において示されている提言を踏まえて、大規模倉庫等の事業者みずからが防火シャッターについて、点検の実施体制や時期などに関する維持管理計画を定め、その内容に応じて適切に倉庫の日常的な維持管理を行うこととしております。
消防、それから市町村とも連携をしてということでございますが、この定期報告が義務づけをされております例えば旅館とかホテル、スーパーなどにおいても、是正の指摘が多いもののトップスリーに、防火扉、防火シャッター等が入っております。
先ほど申し上げた、昨年六月に取りまとめられた有識者会議の報告では、適切な維持管理のほか、火災による一部の電線のショートによって多数の防火シャッターが作動しなかったことから、電線のショートを防止する対策の強化についても御提言をいただいているところでございます。
先ほどの埼玉県三芳町の倉庫火災につきましては、御指摘いただきましたとおり、防火シャッターの不作動などが火災が拡大した大きな要因だというふうに考えておりまして、具体的には、火災による一部の電線のショートによって多数の防火シャッターが作動しなかったこと、それから、防火シャッターと連動するコンベアの装置の作動不良や物品の放置によって完全な閉鎖に至らなかったことから、これらの対策が必要であるというふうに言われております
○行田邦子君 防火シャッターってなかなかふだんはどこにあるかよく認知されていないと思うんですけれども、このような計画を作ることによって、その防火シャッターの存在そのものをしっかりとまず認知してもらうという効果もあるかと思います。
防火シャッター等の防火設備や電気設備などは、建築物の一部ということで、あらかじめ建築物に設置されておりますので、建築確認の審査対象としております。 一方、コンベヤーは、建物を建てた後に利用状況に応じて設置されることが非常に多いものでありまして、建築物の一部として整備されるものではないことから、建築確認の対象とはなっておりません。
○塩川委員 ですから、防火設備で実際それが本来の機能を果たせないような状況にあるということについては、常閉防火扉、常に閉めておくような防火扉が固定されて閉鎖しない、つまり、日ごろ使っているものだからストッパーか何かであけたままにしているような事例というのも散見されるわけですけれども、そういった話と同時に、防火シャッターそのものについて劣化とか損傷で機能しないというのも極めて重大ですし、荷物が置かれていて
次に、設備面なんですけれども、防火シャッターが閉まらなかったということも大きく報道されました。全ての防火シャッターのうち六割が完全には閉鎖をしなかった、その機能を果たせなかったわけであります。 国交省にお尋ねしますが、防火シャッターが閉まらなかったその要因と検討すべき課題は何なのか、この点についてお答えください。
○行田邦子君 今の調査では防火シャッターの閉鎖障害があったということが分かっているわけでありますけれども、法令違反があったのかどうかということも更にしっかりと調査をしていただいて、また、法令違反がもしないのであれば、じゃ、今の法令、消防法、建築基準法に何か改善をすべき点があるのかどうかも検討していただきたいと思います。
続きまして、一部の防火シャッターの閉鎖障害などにより延焼拡大の防止が困難であった。また、発災後に数回の爆発が発生いたしまして一時退避が必要であった等々が挙げられると聞いております。 具体的な消防活動といたしましては、消防隊員が建物内部に進入しての注水、建物の外壁を破壊してはしご車により建物内部への注水、また大量かつ広範囲の燃焼物に対する残火処理などが必要であったというふうに聞いております。
今回のような大規模な倉庫につきましては、内部延焼を抑制するため、原則として千五百平米ごとに防火シャッターなどによる防火区画を設けるということといたしております。 本件、今回の倉庫火災につきましては、先ほど猿渡審議官から御答弁ございましたように、総務省の消防庁等と連携をいたしまして、国交省においても現地調査を行っております。
また、立入検査に際しましては、特に、防火シャッター等の閉鎖障害となる物件等が置かれることがないように適切に管理することの指導、あわせて、通報、初期消火、避難誘導のほか、建物の構造その他消防活動上必要な情報の消防隊への提供について必要な体制構築を図ることの指導などを求めているところであります。 今後は、国土交通省と共同で、有識者を委員とする検討会を三月十四日に第一回を開催したところでございます。
また、あわせて、国土交通省として、さらに、全国の倉庫における実態を把握するために、二月二十八日付で、全国の特定行政庁に対して、床面積が五万平米以上の大規模倉庫を対象に、防火シャッターが撤去されたり閉鎖障害が生じる状態になっていないかどうか、あるいは、非常用の進入口について、物品の放置等により消防隊の進入に支障がある状態になっていないかどうかを調査し、本日までに調査結果の報告を求めることとしているところでございます
これまでのところ、その消火活動に長時間を要した理由としましては、火災初期段階から火の勢いが強くて、防火シャッターや棚などで複雑な構造となっていたことから建物内部での継続的な消火活動が困難であったこと、建物が百メートル掛ける二百四十メートル、軒高二十二メートルと非常に大きく、燃焼物に直接放水できなかったこと、発災後四日目以降に数回の爆発が発生しており、一時退避が必要であったということが挙げられております
今回のような大規模な倉庫につきましては、建築物の倒壊を防止するために耐火建築物とすること、それから内部延焼を抑制するため原則として千五百平方メートルごとに防火シャッターなどによる防火区画を設けること、消防隊による内部への進入を支援するため三階以上の各階に非常用の進入口を設けることなどの基準が設けられているところであります。
消火活動に長時間を要した理由としては、火災初期段階から火勢が強く、防火シャッターや棚などで複雑な構造となっていたことから建物内部での継続的な消火活動が困難であったこと、あるいは、外壁には小さな開口部しかないことに加え、建物が百メーター掛ける二百四十メーター、軒高二十二メーターと非常に大きく、燃焼物に直接放水できないこと等が挙げられると聞いております。
この消火活動に長時間を要した理由としましては、火災初期段階から火の勢いがとても強くて、防火シャッターや棚などで複雑な構造となっていたことから、建物内部での継続的な消火活動が困難であったということ。それから、外壁には小さな開口部しかないことに加えて、建物が百メートル掛ける二百四十メートル、軒が二十二メートルという高さでとても大きくて、燃焼物に直接放水できないということ。
内容については今後でございますが、例えば安全に直結するものとしては、分かりやすい事例として、十年ほどの間に事故が起きたもので、エレベーターの故障により扉が開いたまま昇降して挟まれた事故、あるいは防火シャッターが降下中に挟まれた事故が起きております。それから、防火材料、防耐火構造についても火災時の安全に直結するものでございます。
○土肥委員 この前、防火シャッターの事件がございましたね。私は、防火シャッターよりもエレベーターの方が大事だと思うんです。それは火事が出たら大変ですけれども、学校というのは大体火事が出ない感じになっておりまして、木造校舎というのはほとんどございませんし。
これらの駅のうち、防火シャッターの整備等早期に対応できるもの、これは鉄道事業者を通じまして早急に整備させることといたしております。
○阿部幸代君 文部省が昨年十月十三日に、「防火シャッター閉鎖作動時の危害防止について」という通知を出しているのは存じているんですけれども、現場でどういうことが起こっているか知っていただきたいと思うんです。
○阿部幸代君 文部省は、昨年十月十三日付で「防火シャッター閉鎖作動時の危害防止について」という通知を出しています。危害防止機構を備えた防火シャッターについての取り扱いがこの通知の中で非常におざなりに過ぎると私は思うんです。通知では、防火シャッターの周知徹底並びに自主的点検と定期点検、これとあわせて次のように言っているわけです。
先月の十四日、埼玉の学校で、防火シャッターに小学校の三年生が挟まれてとうとい命を失いました。私も、本当にこれはショッキングな事件でございました。この死亡事故を重く受けとめて、二度とこのようなことがないようにしなければいけないと思います。これは学校でありましたけれども、百貨店ですとか不特定多数の人が出入りするところは全部こういう可能性があるわけでございます。 建築基準法上の問題もあります。
それから第二点は、避難経路の確保対策として防火戸、防火シャッターの管理強化を図るほか、避難器具の設置強化等複数の避難経路の確保を図る。それから三点目が、防火管理上の適正な運用の確保対策として、防火戸、防火シャッターの閉鎖障害、避難経路の物品放置等についての自主チェック体制の確立を図る。そしてまた「適」マーク制度を見直して悪質なケースについては「適」マーク制度の返還をさせるなど適正な対策を講ずる。
○政府委員(木村仁君) いろいろ資料の出所であるいは違うのかもしれませんが、私どもが尼崎消防局の記録を調べましたところでは、過去六年に十一回立入検査を実施した中で、防火シャッター付近の物品の除去を指示したことが五件あったというふうに理解しております。
したがいまして、今お話がありましたように、技術的にケーブルの不燃化とか、あるいは洞道とかそういったところの防火シャッターの問題とかというような対策のほかに、多ルート化とかいろいろな問題について十分配慮していかなければならない、このように考えております。
ただ、この判決を読んだ限りの印象から申し上げますと、防火シャッターの閉鎖に関するいろいろな見解が示されております。あるいは避難誘導に関する責任のあり方、さらにはあの中でEとかFとかBとか階段がいろいろありますが、そのうちのB階段を利用しての避難誘導の可能性でありますとか、避難訓練というものがどういうものであるのかということにつきましては、やはり若干の感懐を持たざるを得ないと思っております。
そこで伺いたいのですが、このようにスプリンクラーの設置とか防火シャッターその他設備をすべきものが無視されている実態を利用者は何一つ知らないわけであります。正式に営業していれば、防火施設は整っているものと思っておるわけでございますが、このように警告が無視されている場合に、必要な防火施設を設置するための強制的な措置をどうとっていかれるかということなんであります。
それから防火シャッターなんかもつけなければなりませんから、そういう消防関係の金額だけで三百三万円かかります、三百三万円。牛舎ですよ。 もう一度繰り返しますけれども、特に農水大臣、牛舎というところは年じゅう人がいるんではないですよね。大型の牛舎になりますと、意外どこれは都会地じゃありません、山間地にあるわけです。
この場合、特に焼死者を出した五階から屋上に上がる階段、これが、屋上に出るところが通常閉鎖されていますために、四階から、防火シャッターが下がらないで五階に上がった煙が、もし屋上の方があいておればそのまま煙突状に屋上に抜けてしまうので何とか避難ができたのが、屋上に出る出口が閉鎖されているために、そこでまた舞い戻って非常に濃い煙になって、結果において小さな娘さんを死に至らせたというようなことであったように
いまお話がありましたように、防火シャッターで閉まって煙が出ないだろう、確かに煙感知器等によって自動的にシャッターがおりるということにはなっておりますけれども、実際には物が置いてあってシャッターがおりない。中にいた子供たちも全部事務室に駆け込んでくるという状態ですね。幸いに出火場所が四階であり、同時に事務室が四階ですから、煙が下から上がって見えないという状態ではなかったようであります。
通称階段の踊り場というところで亡くなったわけでありますが、防火シャッターが閉まらなかった、煙が煙突状態で階段をはい上がった。問題は、階段の踊り場で死ぬという事件はしばしばあるわけです。いま各デパートとも非常にエレベーター、エスカレーターを取り入れていますから、階段をおりて上がるというお客さんが少なくなりつつあるのです。