2010-02-24 第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
渡辺 秀央君 事務局側 常任委員会専門 員 堀田 光明君 常任委員会専門 員 諸星 輝道君 参考人 独立行政法人国 際協力機構企画 部審議役 木邨 洗一君 特定非営利活動 法人日本紛争予 防センター
渡辺 秀央君 事務局側 常任委員会専門 員 堀田 光明君 常任委員会専門 員 諸星 輝道君 参考人 独立行政法人国 際協力機構企画 部審議役 木邨 洗一君 特定非営利活動 法人日本紛争予 防センター
○相原政府委員 災防センターの役割につきまして先ほど御説明したところでございますが、全体の防除体制、防除活動のあり方につきましては、先生御指摘のとおり、ナホトカ号のときにいろいろな教訓がございました。全体的な情報の一元化の問題とか、関係機関の役割分担の問題がございます。災防センターが行うのは必ずしも全体ではございませんで、全体を統括するのはあくまでも政府でございます。
残りの部分はほとんどが、地方公共団体等がいろいろな配慮なり、あるいは、それは当然自衛隊にも要請している部分があると思いますけれども、そういうことを考えますと、今回のああいう大規模な事故災害といいますか、そういうものの対応としては、私は、今の災防センターというのですか、そこの能力としては限界を超えていたのではないか。 本来は、私はそのセンターで対応すべきだったんだろうというふうに思いますよ。
したがって、災防センターが実際に回収した部分が一五%というお話がありましたけれども、全体がそういう仕組みになっておりますので、全部災防センターということではなくて、そういう災防センターなりの位置づけに基づいた役割と規模を果たしているというふうに御理解いただければと思います。