1974-03-26 第72回国会 衆議院 内閣委員会 第15号
本日の闘争段階、きょうの状態などを見ても、これに関係するところが大でありまするので、あえてこれをお尋ねさしてもらいます。
本日の闘争段階、きょうの状態などを見ても、これに関係するところが大でありまするので、あえてこれをお尋ねさしてもらいます。
これが組合として闘争段階に入りました動機でございまして、それからは組合の方も公式段階を持とうといたしませんし、役所の方もその機会がありませんで、正式交渉の機会がなかったわけでございますが、私としましては、なお全建労側の意見を十分親切に聞いてあげたいという気持で、私が個人で、一人で会見をいたしました。
まず第一には、現段階の闘争の性格についてでありますが、御承知のように国鉄労働組合は、現在昭和二十九年度の新賃金並びに年末手当等の目標を掲げまして、いわゆる闘争段階に入つております。特に新賃金につきましては、十一月二十四日に中央調停委員会から調停案が提示されました。
なお本日から、いわゆる組合側の報道によりますと、新らしい闘争段階に入つたというようでありまするが、現在まで私どもに入つている情報を以ていたしますと、特にそのために郵便物の遅延状況が著しく増加しているという何らの報告をも受けておりません。
これを拡大強化しつつ蜂起の時期を狙うというものでございまして、当面の闘争段階を長期に亘る防禦段階と規定しつつ、各種の妨害、破壊、爆発、襲撃等を企図いたしておるのでございます。この方針に基きまして現在全国的に非合法裡にその準備工作が推進されつつあるものと認められるのでございまして、政府といたしましては、この種の非合法的な尖鋭的動向に対しましては、万全の対策を考慮いたしておる次第でございます。