1954-11-29 第19回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第9号
例えばたばこにしましても、これはもう光は三十円、ピースは四十五円、これ以上でも以下でもいけない、こういうことで、最近盛んにこの闇たばこを喫つておるやつを摘発して処罰をしておるようなんですが、私はこの港湾事業についても同じことが言えるのじやないか。つまりそういう料金を押しつけておるところの者も、何らかの形でもつて、制裁なり、或いは制約なりしなければ、根本的に解決はつかない、かように考えるわけです。
例えばたばこにしましても、これはもう光は三十円、ピースは四十五円、これ以上でも以下でもいけない、こういうことで、最近盛んにこの闇たばこを喫つておるやつを摘発して処罰をしておるようなんですが、私はこの港湾事業についても同じことが言えるのじやないか。つまりそういう料金を押しつけておるところの者も、何らかの形でもつて、制裁なり、或いは制約なりしなければ、根本的に解決はつかない、かように考えるわけです。
どうもこの点は闇たばこをつかまえることが困難と同様に、この点も又申上げることが困難な次第であります。従つてこれを若し完全に絶滅することができますれば、勿論その大部分というものは内地の製造たばこの需要に向いて来るもの、こう考えております。
○高野一夫君 ちよつと闇たばこのことで伺つてみたいのですが、これは担当官の方で結構ですが、現在日本における闇たばこの取引の本数、それから金額がおわかりであるか。大体見当がおつきであるか。
闇たばこは国内産の葉たばこを使いました闇たばこと、外国闇たばこと二つございますが、外国闇たばこにつきましては遺憾ながら年々違反事件が上昇する傾向にございますが、昨年十二月までの一年間の取締状況を見てみますると、一昨年に比べて約三割増になつております。
○説明員(石田吉男君) 外国の闇たばこがどのくらい出ておるかというお尋ねでございますが、非常にこれの推定がむずかしいのでございます。私どものほうで外国の闇たばこの取締をやつて、その検挙をやつておりますが、これを見ますと、昭和二十五年度よりも二十六年度のほうが検挙件数はむしろ殖えているというふうなことになつております。
○小林亦治君 闇たばこの検挙も結構なんですが、結局質の悪い環境にそういう闇たばこが出る余地があるのです。検挙をする御努力を品質の改善のほうに向けられていいたばこを出したら、決して闇たばこは出ないのであります。価格の点でも何でも非常に安いのだそうですね。二十本入れ一個六十円か七十円くらいで買えるのだそうであります。
大体全体の闇たばこというものを百億円くらいということにいたしておりますが、その百億円中の四十億円程度が外国の関係である洋モクである。この洋モクの取締につきましては專売公社としてたばこ專売法の定めるところに従つて取締に全力を注いでいるわけではございますが、まだ十分なる成果は挙げていないということは遺憾に存じております。
第二にはこういう闇たばこの横行を基本的にはどうして防ごうとせられておるか、この点を一つ伺いたいと思います。
要は闇たばこを向うの連中が持つて来て日本に売りさばいて日本の專売益金に対して打撃を與えるというやつは、これは一番問題の焦点だと思います。このたばこ專売法等の臨時特例そのものは、行政協定を我々反対する立場からいたしますと、これは反対でございますが、併しこれはそういう論を抜きにしますと大した問題じやない。
○政府委員(久米武文君) 恐らくお尋ねの趣旨は、この第三条の第四号によつて日本に例えば闇たばこが氾濫する源がここに起つて来るのじやないかというふうな御懸念かと思うのでございますが、実際問題といたしましては、普通PXで売つておりまするところのアメリカで製造されたたばこというのは税抜きの安い価格でございます。
○田村文吉君 単に今のは第三条第四号だけの問題ではなくて、非常に闇たばことかそういうものが氾濫して、日本の財政収入に影響するようなことに、現在でも非常になつておるのだから、今後又行政協定ができて、なおそれが多くなつちや困るじやないかということが皆さんの心配なんであります。
○政府委員(久米武文君) 闇たばことの関連におきましては、最もその問題になります点は、合衆国軍隊の構成員であるどか或いは家族というところから日本人に流れ出る、或いはそのルートにおきましては、軍人用販売機関等から軍の構成員或いは家族、それが主たるルートでございます。
闇たばこであろうとも、とにかく国内に入つて来ておるたばこと、国内との関係を無視するわけに行かんですから……放出たばこもありましよう。
それから次に闇たばこの問題でございますが、これは相当の数量が入つておるように思われますが、その数量がどのくらいになるかということの推定は非常に困難でございまして、或いは十億本ぐらい入つておるのじやないかというような見方をする人もございますが、正確なところは勿論分りませんです。この外国の闇たばこの問題は、非常に困つた問題でございまして、專売公社でも、この取締には非常に苦心しております。
而も收支はまだ償う、但し今の作業状況を見ると、実働時間は三、四時間しか働いていない、これを実働八時間にして、そうして施設をよくしたならば、平均給料百ドルにしても十分採算が合つてやつて行ける、大体合理化すれば從業員は三分の一ぐらいの人員でやれるだろう、こういうことでやれば今の日本の專賣局が経営しておるのと同じ税金を日本政府に納めて、而も採算が合う、そればかりでなく、たばこをもつと豊富に供給できて、闇たばこもこれを
自由販賣たばこは、御承知の通り浮動買力の吸收を目的といたしまして国民の負担能力、品質、闇たばこの防止等を考慮して定値を定めたというのでありまして「ピース」六十円を最高といたしまして、四十円、三十円、二十円の價格構成といたしまして、自由販費総量の約五割の数量を三十円以下として、闇たばこの防止に役立たせようといたしたというのであります。
そこで以上三点ばかりの理由を申上げたわけでありまするが、そういうような理由からいたしまして、原則として配給「たばこ」は据置く、それから自由販賣「たばこ」も据置でありまして、新製品に対しては、政府の發表された値段より若干引下げて、闇「たばこ」との均衡も得まして、そうして新らしい價格を設定いたしまして、一つの價格体系を「たばこ」の上に打立てたいというのが修正案の目標であります。
でありますからこれを要約いたしますと、一方においては、我々勤労大衆の非常な大きな負担になるだけではなくて、同時に「たばこ」を件つている農民自身の生活さへ何らこれによつて改善はされないどころか、反対に闇「たばこ」をますます横行させる結果、究極においては我々自身は非常に損をしているのに政府には我々が入つて來ない、こういうふうな結果に達するだうろと思うのであります。
その意味におきまして原案の「たばこ」の賣價から二割引下げ、而して農家の葉「たばこ」製造家の今の原價では引合わないのでありますから、これに対しても二割の價格を引上げて、而して農家の供出意欲を刺戟して、喜んで供出させるようにして、而して脱税と密作、闇「たばこ」の撲滅に資して貰いたいと思うのであります。右修正案を提出いたします。
○山田佐一君 たばこ專賣ですけれども、曾て出たときに、私はこの罰則が軽いのじやないかということを申上げたのですが、そのときにこれでいいという御答弁であつたのですが、又ここに出た、直ちに体刑も亦嚴罰に處する、幾らも時間がかからんのに、それだけ認識を改められたということ、それと一時「新生」が市場に四十円で賣られたために、内地製の闇「たばこ」というものが路頭で非常に賣られておつた、これに封ずる違反額はどのくらいあつたか
○西川甚五郎君 そういたしますと、この説明のところに闇たばこの防止という字がありますが、この「新生」を造らぬと、大体闇防止ということは不可能じやないかと思いますが、如何でしよう。
○政府委員(日下部滋君) お説の通りでございまして、闇たばこは、葉煙草の原料をいつ手に入れて闇たばこは出て來るかということになりますのでありますが、たばこのできますのが早くて九月、葉たばこでございますが、その頃から闇たばこの葉を買集めて造つて出す。こういうことになるのであります。
甚だしく不振に陥つたので、本年二月初旬からは福引券附賣出しを実施し、極力これが賣廣めに努めたが、四十二億本の販賣計画に対し、辛うじてその約六〇%の販賣成績を収め得たに止まりまして、尚二十億本に近い賣残りを抱えておる状態で、而も福引券附賣出しの期間もすでに過ぎましたので、これを現行のままの價格で普通の販賣方法を続けていたのでは、全部を賣り盡すまでには相当長い時日を要し、その期間が延びれば延びるだけ闇たばこの