1991-02-12 第120回国会 衆議院 予算委員会 第10号
それで、主要パラメーター、先ほども御議論ありました振動、それから関連パラメーターということで、軸受けの温度、それからループの流量、再循環ポンプの速度、それから炉水の電導度、これらのパラメーターにもよく注意して確認をして総合的に判断してやるべきでありますが、地震その他で明らかに現象がわかっている以外は、振動が、警報が出れば原子炉再循環ポンプは直ちに手動で停止するというマニュアルに改正させました。
それで、主要パラメーター、先ほども御議論ありました振動、それから関連パラメーターということで、軸受けの温度、それからループの流量、再循環ポンプの速度、それから炉水の電導度、これらのパラメーターにもよく注意して確認をして総合的に判断してやるべきでありますが、地震その他で明らかに現象がわかっている以外は、振動が、警報が出れば原子炉再循環ポンプは直ちに手動で停止するというマニュアルに改正させました。
これには出されてないのですが、参議院の予算委員会で私の方の稲村議員が要求して提出を求めた「関連パラメータの推移」があります。この中に、それは資料ナンバー3ですが、一番下の原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器の(A)(B)の出口、さっきのは入り口ですが、出口の導電率がそこに出ておるのですが、これはこの数字によりますと〇・〇九というようになっておりますね。
同じ関連パラメーターなわけです。それが丸がついているところ、対照して比べてください。こんなに違うんですよ。こんなに違う。どれを信用したらいいんですか。そこからまず聞きましよう。
具体的には、ポンプに関しましては軸受け等がございますけれども、異常振動が生じたようなときには当然軸受けの温度と、それからシールがございますけれども、メカニカルシール等の状況、つまり関連パラメーターの状況を十分監視をする、警戒を怠らない。
具体的な検討の結果を待つわけでございますが、暫定的ではございますけれども、再循環ポンプ部に軸振動その他の関連パラメーターに異常が生じたようなことが仮にあった場合には、原因が固定できないといったようなときには、原子炉の停止措置を遺漏なぐやるようにといったような指示をしてございまして、そういうことと重ね合わせて先生御指摘のマニュアル問題も今後の課題として取り上げていきたいと思ってございます。
○説明員(三角逸郎君) 先生御指摘の東京電力の福島第二原子力発電所三号機の関連パラメーターということで事象解明のために必要な中性子束の推移につきましては、Aチャンネル、Bチャンネル、それぞれFまでございます。
しかしながら、こういった振動が出たということ自体については早急にその原因を調査する必要があるという認識を持っておりまして、関連パラメーターその他詳細な調査を、専門官にも点検を行うよう指示するとともに、私どもも調査を始めたところでございました。