1967-06-30 第55回国会 衆議院 建設委員会 第20号
それからさらに、あすこには名勝の関東耶馬渓というのがございます。それから、天然記念物の岩脈というのがございます。ともにこれは、文化財保護法によって文化財保護委員会の同意を得なければ現況を変更することはできないと思うのです。その点については文化財保護委員会等と相談をされておるのですか。
それからさらに、あすこには名勝の関東耶馬渓というのがございます。それから、天然記念物の岩脈というのがございます。ともにこれは、文化財保護法によって文化財保護委員会の同意を得なければ現況を変更することはできないと思うのです。その点については文化財保護委員会等と相談をされておるのですか。
○伊藤顕道君 なお、いま御指摘申し上げた川原湯付近は、吾妻渓谷として、また関東耶馬渓の称のある景勝の地で、天然記念物の指定を受けている、いわゆる、いうところの文化財であるわけです。で、現地に行かれた方はよくおわかりのように、あの駅のすぐ直前が温泉になっている、交通きわめて便利であって、長野原町はあげてこの温泉で生きておると言っても過言ではないわけです。
○国務大臣(橋本登美三郎君) 河川局長の説明を補足いたしますが、いま伊藤委員がおっしゃること、いわゆる関東耶馬渓の名称なるものに影響がないかどうか、並びに温泉源、それに対して影響があるかどうか、その問題はかなり地元にとっては重要な問題だと思います。したがって、これをやるかやらないかという前に前提条件があるだろう、話を進めるにしても。
○説明員(古賀雷四郎君) 八ッ場地点の上流が関東耶馬渓と称せられまして非常に渓谷美を誇る地点であるということは承っております。したがいまして、一応われわれの考え方といたしましては、治水上あるいは利水上どうしてもダムが必要でございます。それらの文化財あるいは関東耶馬渓と称せられます天然記念物、そういった問題等も十分今後協議をしなければいかぬというふうに考えております。