2015-06-05 第189回国会 衆議院 法務委員会 第20号
赤い線を引いている、関口政府委員、これは当時の警察庁長官であります。 緒方事件につきましては、昭和六十二年当時の東京地方検察庁の捜査におきまして、警察官による盗聴行為があったと認められたこと、またその後の民事訴訟におきましても、同様な行為があったことが推認されたことは、警察としても厳粛に受けとめているところでありまして、まことに残念なことであったと考えております。
赤い線を引いている、関口政府委員、これは当時の警察庁長官であります。 緒方事件につきましては、昭和六十二年当時の東京地方検察庁の捜査におきまして、警察官による盗聴行為があったと認められたこと、またその後の民事訴訟におきましても、同様な行為があったことが推認されたことは、警察としても厳粛に受けとめているところでありまして、まことに残念なことであったと考えております。
○関口政府委員 再度の御質問でございますけれども、警察としまして、いわゆる盗聴行為というふうな違法行為につきましては、過去におきましても、また現在も、行っていないということを再三申し上げているところでございます。
○関口政府委員 お尋ねの当時の下稲葉法務大臣の答弁につきまして、私必ずしも十分には承知はしておりませんが、この問題につきましては、いわゆる緒方事件というものにつきましては、昭和六十二年当時の東京地方検察庁の捜査におきまして警察官による盗聴行為があったと認められたこと、また、その後の民事訴訟におきましても同様の行為があったことが推認されたことは、警察としても厳粛に受けとめ、まことに残念であったと考えておりまして
○関口政府委員 私、先ほど申し上げたとおりでございまして、私どもとしては、そうした事実というものについて、警察官個人の関与についても確認できなかったという報告を受けているわけでございます。
○関口政府委員 委員お尋ねのいわゆる緒方事件につきましては、昭和六十二年当時の東京地方検察庁の捜査におきまして、警察官による盗聴行為があったと認められたこと、またその後の民事訴訟におきましても、同様な行為があったことが推認されたことは、警察としても厳粛に受けとめているところでありまして、まことに残念なことであったと考えております。
○関口政府委員 ただいま御答弁申し上げたように、判決等の事実を踏まえてのことでございますけれども、私ども、神奈川県警察におきまして、この警察官個人の関与等の問題について、当時調査をいたしたわけでございますが、確認はできなかったというふうなことでございます。
○関口政府委員 その点でも、個人につきましてでございますけれども、確認はできませんでした。 ただ、私どもとしましては、地検の捜査、あるいは訴訟等におきましてこうした判決もいただいているということ、これは先ほど来申し上げているように、厳粛に受けとめていかなければいかぬということを痛切に感じているところでございます。
○関口政府委員 委員御指摘のとおり、近年、グローバル化ということが顕著でございまして、そうした中で、人、物、金、情報というものが自由に国境を越えて往来をするという世の中でございます。その中で、犯罪の国際化あるいはグローバル化というものが顕著に見られるところでございます。
○関口政府委員 それぞれの事案は、今申し上げたような個人の不祥事ということで出てくるわけでございますが、そうした事案の発生するに当たっての組織としての機能といいますか、チェックといいますか、そうしたものが何よりも大事であろうというふうに私は思います。
○関口政府委員 警察運営の民主化を保障しつつ、その政治的中立性を確保するためには、国民の良識を代表する者が警察の管理を行うことが適切であるとの観点から、警察においては、国及び地方自治体の双方におきまして、国民または地域住民の代表者として、国会の両議院または地方議会の同意を得て任命される委員で構成される公安委員会が警察を管理するという制度がとられていることを、委員よく御案内のところでございます。
○関口政府委員 警察の任務は個人の権利と自由を保護することでありまして、その活動は、「日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。」ということが警察法二条に明記されているところであります。
○関口政府委員 御指摘の七月二十五日に発生をいたしました和歌山の事件以降、全国的に毒物等混入事件が相次いで発生をしておりまして、国民の間に少なからぬ不安が生じているところでございます。こうした国民の不安を一刻も早く解消をしてまいるためには、これらの事件を一つ一つ早期にかつまた確実に検挙していくことが何よりも重要であろうと考えるところであります。
○関口政府委員 交通管制につきましてのお尋ねでございますが、交通信号機というふうなものは、本来国民の安全を守るべきものでございます。ところが、こうした信号機等を保守管理する企業が、このたび脱税容疑ということで捜査を受けているという事態につきましては、私どもとしても遺憾と言わざるを得ないわけでございます。
○関口政府委員 警察職員の再就職に関しましては、前回の当委員会におきましても御答弁させていただきましたけれども、警察庁といたしましては、在職中に培われた知識、経験というものが生かされまして、再就職された企業なりなんなりでの事件事故の防となり、あるいはまた被害に遭われないというために働いていただく、そしてまた、仮にも警察行政の公正さというものが損なわれないようにというふうな配慮を最大限しているところでございます
○関口政府委員 このたびの事案について申し上げますと、当該会社は、警察と委託契約を随意契約等の形でほぼ独占的に結んでいるということ、しかも、元警察職員が役員等の責任ある立場と申しますかポストについている、こうした中で当該企業が脱税という重大な犯罪行為を犯したという事案でございまして、こうした事情を勘案をいたしまして、その職にとどまること好ましからずという判断をいたしたわけでございます。
○関口政府委員 警察庁長官の関口でございます。元警視庁警部による証券会社幹部からの収賄事件の概要につきまして御説明を申し上げます。 このたび、警視庁におきまして知能犯捜査を担当する警察官が収賄罪で逮捕され、しかも取り調べ中に自殺を図るという不祥事案が発生し、国民の警察に対する信頼を損ねましたことをまことに遺憾に存ずるところでございます。
○関口政府委員 全国、二十六万余の警察職員がいるわけでございますが、その大多数の者は、誇りと使命感を持って国家と社会に奉仕するということを信条といたしまして、昼夜あるいは官私を問わず、それぞれの持ち場におきまして、時には身の危険も顧みず治安の維持に当たっているわけでございます。そうした中で、一部の者とはいえ不祥事案を起こすということ、まことに遺憾でございます。
○関口政府委員 委員御指摘の國松前警察庁長官狙撃事件でございますが、この三月にはもう三年になるということでございますが、残念ながらいまだ被疑者の検挙に至っておりません。この事件、まさに私ども治安に対する挑戦ともいうべき重大な事案であると認識しているところでございます。したがいまして、決して事件を風化させてはならない、必ずや検挙、解決を図らなければならないと考えているところでございます。
○関口政府委員 委員御指摘のとおり、警察職員による不祥事案が依然として発生をいたしておりますことをまことに遺憾に存ずるところでございます。その発生の都度、私どもとしては、その原因究明、そしてまた対策ということを考えているところでございますが、委員御指摘のとおり、一片の通達によって実効が上がるものとは私考えておりません。
○関口政府委員 警察OBは、それぞれの再就職先におきまして、今回のような事件を起こさないために、また、各種事件の被害に遭わないようにするために、在職中に培われた知識経験を生かして助言を行うことが求められているのでありまして、今後ともそのように努力していくべきものと考えているところであります。
○関口政府委員 具体的ケースにつきましてお答え申し上げるのは差し控えさせていただきたいと思いますけれども、やはり、私どもの警察行政の公平さというものが疑われるというふうなところにつきましては、十分注意をしてまいりたいというふうに考えております。
○関口政府委員 そう御理解いただいてよろしいかと思いますが、一般的に、捜査は長期化すればするほど事件の解決というのは困難になるわけでございます。
○関口政府委員 前回の委員会で私が申し上げました三点につきまして、現在その強化について進めているところでございますが、それが大きな筋でございまして、あと具体的にどういう形でそれを展開するかということで、委員御指摘の点個々につきまして各種の方策を考えてまいりたい、かように考えているところでございます。
○関口政府委員 この何年間かを見まして、こうしたいわゆる不祥事案というものを出していることは、まことに残念なところでございます。それは個人の資質にかかわる問題が多いわけでございますけれども、それだけでは済まない。やはり、組織としていかにあるべきかというのを常に我々は考えていかなければならない、かように考えているところでございます。
○関口政府委員 ただいま私が御答弁申し上げましたように、私どもの最大の眼目というのは、暴力団を壊滅するということでございます。その一つの手段と申しますか、そうしたものとして暴力団対策法を御制定願ったわけでございますが、今現在そうしたものを有効に活用させていただいているところでございます。
○関口政府委員 警察におきましては、長年にわたりまして暴力団対策につきまして地道な努力を重ねてきているところでございます。その成果は、例えば暴力団勢力の減少という点に見られると思うのであります。しかし、今なお暴力団が現存をしているというのは事実でございます。
○関口政府委員 初動捜査云々でございますが、坂本事件につきまして申し上げるならば、当時、神奈川県警が大変な努力をいただいたということを承知しております。 ただやはり、その事件が解決した後におきましてはいろいろと反省、教訓とすべき事項もあろうかと思います。そうしたものを一つ一つまた今後とも検討を重ねてまいりたい、かように考えているところでございます。
○関口政府委員 最初に警察庁長官狙撃事件でございますが、本件は治安に対する挑戦ともいうべき極めて重大な事件であり、さらに警視庁の元警察官が本事件の犯行を自認する供述をしておりますことは、全国の警察に対する国民の信頼にかかわる重大な問題であると認識しているところでございます。
○関口政府委員 このたび警察庁長官を命ぜられました関口でございます。 本委員会の先生方には、平素、警察行政の推進につきまして格段の御高配を賜っておりますことに対しまして、厚く御礼を申し上げたいと存じます。
○関口政府委員 ただいま先生御指摘のように、現在の国際化の中でいろいろな、私どもが禁制品と呼んでおります、けん銃なり、あるいは麻薬なりというものが諸外国から密輸入されているという状況がございます。それが主として暴力団を中心としてそうしたことが行われているという状況下にあります。
○関口政府委員 お答えをいたします。 私ども警察で押収したけん銃の数ということで申し上げますと、過去五年間で五千八百七十丁ほどを押収しております。そのうち五千百五十二丁という数が真正けん銃でございまして、外国で製造をされて何らかの形で密輸入されたものというふうなことかと思います。
○関口政府委員 先ほど申し上げましたように、年間約千丁程度の数を最近押収をしているわけでございますが、かつてよりも押収の数が減っているということでございますけれども、一口に申し上げることはなかなか難しいと思いますけれども、暴力団関係者等が、極めて巧妙にと申しますか、いろいろなところへ隠匿をしている。
○関口政府委員 お答えを申し上げます。 駐在所の問題ということでございますが、現在全国に駐在所は約八千八百カ所ございます。そして、地域の治安の活動拠点として、また、先生御指摘のように、地域の住民の皆さん方の安心感のよりどころということで極めて有効に機能しているというふうに考えるところでございます。
○関口政府委員 お尋ねの駐在所の施設の問題でございますが、全国の駐在所一つ一つにつきまして見てまいりますと、中には居住部分も狭隘の上、老朽化している、あるいは設備面でも不十分なもの、勤務員が家族ともども生活する上では満足できないというものがあることも事実でございます。
○関口政府委員 お尋ねの点は、各地域の実情に合った形でということでございますが、一方におきまして都市部に人口が集中をする、片や過疎化というふうな地域もあるわけでございます。そうした中で、私どもの警察力にも限りありということで、より適正な配置運用ということが必要かと思います。
○関口政府委員 お答え申し上げます。 たびたびで恐縮でございますけれども、現在、何分にも捜査中でございますので、個々具体的な内容につきましては答弁を差し控えさせていただきます。
○関口政府委員 お答え申し上げます。ただいま私、答弁いたしましたような二つの事実、これが外為法に違反するということで現在捜査を進めているということでございます。
○関口政府委員 先生お尋ねのジャパンライフが韓国におきまして設立した現地合弁会社山隆産業につきまして、韓国の司法当局が捜査をしているという点でございますが、この点につきましては、新聞報道等で私ども承知をしているところでございます。ただ、これまでのところ、韓国の捜査当局から私どもの方に情報の提供等を受けておりませんので、報道以外の点につきましては承知をしていないところでございます。
○関口政府委員 警察庁が平成元年に、各都道府県警察を通じまして、暴力団に加入して二年以内の暴力団員を対象にして一つの調査をいたしました。その調査結果によりますと、暴力団加入時の年齢、すなわち何歳のときに暴力団に入ったか、その年齢について見てみますと、二十未満で暴力団に加入した者が約三分の一でございます。それから、三分の一の者が家出を経験している。
○関口政府委員 先生御指摘のように、最近小型の船舶を利用いたしまして沿岸からけん銃を搬入するという事案が発生をしております。現在警視庁でトカレフ型のけん銃の事案を捜査しておりますが、そのルートもこうした漁船を使ったものではないかということで、その全貌の解明に努めているところでございます。
○関口政府委員 暴力団の対立抗争事件の状況でございますけれども、昨年の一年間の例で申しますと、発砲回数というものが二百五十五回に及びまして、死傷者が百名に及んでいるという状況でございます。
○関口政府委員 お答えをいたします。 町中等あるいは路上に放置自動車が発見をされた。まあそれは警察官が認知をする場合もあろうかと思いますし、また一般人の方から通報をいただくということもあろうかと思いますけれども、まあ警察官が放置の現場を確認をいたしまして、その通報者から細かく事情をお聞きするということがまず第一かと思います。
○関口政府委員 先生御指摘の点、率直に申してなかなか難しい問題があろうかと思いますけれども、やはり御指摘のとおりナンバープレートとかあるいは車台番号が削られているということも判断をする上での一つの大きなポイント、基準になろうかと思います。
○関口政府委員 平成二年におきまして廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反として全国で検挙した数でございますけれども、五十四件、五十八人ということとなっております。概して申しますと、東京なり神奈川というふうな大都市圏での検挙というものが多くなっているという状況でございます。