2021-03-16 第204回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
といいますのは、やはり産業は、技術革新ですとかそういったことで大きく需要が変わってきたり、生産性向上に向けた動きなんかもありますものですから、もうちょっと品目によっては様子を見た方がいいというような御意見もあったり、また、国際交渉をやっていますと、やはり関割りの見直しというのは国際交渉にも影響があるということで、そういったことをよく考えるべきという御意見もいただきまして、結局、最終的には、関割り制度
といいますのは、やはり産業は、技術革新ですとかそういったことで大きく需要が変わってきたり、生産性向上に向けた動きなんかもありますものですから、もうちょっと品目によっては様子を見た方がいいというような御意見もあったり、また、国際交渉をやっていますと、やはり関割りの見直しというのは国際交渉にも影響があるということで、そういったことをよく考えるべきという御意見もいただきまして、結局、最終的には、関割り制度
また、農林水産省の影響試算につきましては、日EU・EPA交渉において関割りやセーフガード等の国境措置を獲得をいたしまして、その上で国内対策、万全の対策を打っていくわけであります。その効果を踏まえて試算をしたものであります。このため、欧州委員会の試算は当省の試算を精緻化する上での参考とすることは難しいと考えております。
だから、関割りをして、枠を付けておく方がいいんだ、こういう今御説明。この二つ合わせますと、ブルーチーズ、二十九年実績で十三億円ちょっとなんですけれども、輸入実績がですね、これはこれから伸びないんでしょうか、それとも逆に輸入は増えるんでしょうか、増えないんでしょうか。ちょっと教えていただけますか。
すなわち、関割りの方がより国内生産の保護効果の高い国境措置であると認識をしております。 また、ブルーチーズは、他のソフト系のチーズと同様に今後の消費、生産の伸びが期待されるチーズでありまして、税率の適用数量に上限のない五〇%の関税削減ではなくて、他のソフト系チーズと一体として関割りの対象とすることが適切と考えたものであります。
つまり、一つ例を何か挙げますと、同じ品目でありましても、例えば乳製品の調製品、乳成分が全重量の三〇%以上、乳脂肪分が三〇%超というものがあって、これは二つのラインに表上は分かれているんですが、枠外だと確かに従前のままというのがありますが、同じものが関割りの中だと七五%削減されるということになっているので、そういう意味では、今私が申し上げた全重量の三〇%以上、乳脂肪分が三〇%超というものは、これは形式上
それで、関割りでやっている。これは私は韓国の方がちゃんと守っていると思う。オレンジとか。 今度何年で撤廃というのは非常にわかりやすいんです。リンゴだとかブドウだとか冷凍鶏肉とか蜂蜜とか、みんな日本の方が早々と撤廃しているんです。韓国の方が守っているんです。 数字はここには書きませんでしたけれども、韓国は立派ですよ。食用大豆、四八七%で守っているんです。日本もそうすべきだと思いますよ。
今回の合意では、枠外の関税がキロ当たり六百十七円と決まっておりまして、それを段階的に八年で撤廃されることになっておりますけれども、現行の輸入量は、関割りが七・五万トンでございますけれども、平成二十六年度の輸入実績は二・八万トンでございまして、先ほども申し上げましたとおり半分にも満たっていないということでございますから、中国等のTPP参加国以外の国からの輸入がアメリカ等のTPP参加国からの輸入に切りかわるのみだというふうに
○森山国務大臣 落花生等につきましては、輸入はほとんど関割りの範囲内のものでありますし、為替の問題もこれありですから、一概に言えないのではないかというふうに理解をしております。
それから、TPPの中では、再協議事項というのは、関税に関するステージング、関税に関すること、あるいはセーフガードとか、あるいは関割りとか、その種のことに限られておりまして、それ以外を再協議協定の中でやるということはありません。
それ以外については、例えば関割りをつくって、その枠外の税率は従来と同じもので変えない。そういうコアの部分はしっかりとったと思います。 現実に、先ほども説明しましたけれども、農産品に関して各国との関税の撤廃率の比較をしますと、各国は、日本以外は、撤廃率というのは九八・五%です。ほとんど、一・五パー残しただけで、全て撤廃です。日本の場合は八一%ですから、相当な差があります。
乳製品につきましては、バター、脱脂粉乳については、再協議、将来の見直しということでありますし、ナチュラルチーズにつきましても、プロセスチーズ原料などについて一定量の国産品を使用することを条件とした関割り制度を設置しておりますので、これも国内のいわゆる生乳生産には影響を及ぼさない範囲にとどまったということで、評価をいたしております。
それから、国内のナチュラルチーズ生産の伸びを妨げない範囲で、プロセスチーズ原料用として四千トンから二十年掛けて二万トン、シュレッドチーズ原料用として一千トンから十年掛けて五千トンの関割り、関税割当てを設定したところでございます。
そして、関割りは発表させていただいたとおりの中身でございますが、国内の酪農家がみずから生産、販売するような付加価値の高い国産チーズについては、輸入フレッシュチーズ、熟成チーズ等は今回の合意の関税割り当ての対象の外ということで、そういう意味では、こういうものをつくっておられる六次産業化の取り組みには影響はない、こういうふうに考えております。
あと、乳製品についても、一定数量の国産品と抱き合わせで使うことを条件としておりますので、これは関割りでありますから、最低限の影響でとどめることがこれでできたのではないかというふうに考えております。
それから、乳製品については、バター、脱粉について将来の見直し、ナチュラルチーズについてプロセスチーズ原料用など一定量の国産品を使用することを条件にした関割りとなっておりまして、国内の生乳生産に影響を及ぼさない範囲の合意内容となっているものと考えております。
私は、一つ一つの品目について今言っちゃって、あれが基準だ、これが基準だ、これは関割りだ、これは除外だ、これは何年かの経過措置だみたいなような腹を持てなんていうふうには言いません。それは交渉の中で進めていくことになるわけですから、しかし、少なくとも我が国の農業のありようも踏まえた各国の多様な農業の共存を基本にしていくんだということは、これは重大なかつ大事な国際協議の基本姿勢ですよ。
例えば、重要品目の数でありますとか、関割りの新設でありますとか、上限関税でありますとか、そういうことについて、我が国として年来の主張というものをきちんと申し述べておるわけでございます。 キーワードは多様な農業の共存というものであって、それは、日本はこんなだからもうよそから入れないよということを言っているわけではありません。
しかし、国際的な枠組みとして我が国の主張というものが最大限反映される、重要品目の数であり、代償の弾力化であり、そしてまた砂糖でありますとかあるいはトウモロコシですね、でん粉用トウモロコシ、そういうものは関割りを確保する、そういうことは絶対に堅持をするということで臨んでまいります。 以上でございます。
その場合でも、私は、今回の包括規定にしちゃえば、日豪のEPAだけはセーフガードも関割りも、関税割当ても、よほど特別なものがあればこの包括規定に合わないから関税法の、暫定法の改正をしなければいけないということがあるかも分かりませんが、日豪だって、この包括規定、非常に包括的ですからね、手続だけですからね、中身は書き換えていませんからね、包括的にその枠組みに該当するということになれば、日豪だって何も法改正
それから、豪州がこれまで認めたセンシティブ品目の取扱いにつきましては、関割りの拡大あるいは無税の新設あるいは長期の、いろいろ期間は設けますけれども、結局は関税を撤廃してしまうと、こういったような手法を取ってきているわけであります。
○国務大臣(松岡利勝君) これは衆議院でも、輸出をするということは相手にもこちらに対する輸入を認めることになって、それはかえって何かそれによっていろいろ問題が起きるんじゃないかと、こういう御指摘もございましたが、今、日本は世界最大の食料輸入国でございまして、関税でもって関割り、例えばミニマムアクセスなんか関割りでもって受け入れているわけでありますけれども。
今の世界の潮流からいきますと、いずれにせよ、これは関税の引下げあるいは関割りの拡大、どっちかになるわけですよ。そうしますと、これはもう今のままの農業ではいけないわけですね。ですから、このことをまずは農家の皆さんにしっかりとお話をする必要があると思います。決まってからじゃ、やっぱり遅いと思うんですよ。
しかし、それは関税の削減を小さくすると同時に、関割り、TRQの拡大とセットでやるということになって、もう決まっているわけでございます。
多分、気合みたいな世界に入ってまいりますから、私も時々こんがらがっちゃうこともありますし、各国も、そういう人も時々いるぐらいのことを実はともすればなりがちになるわけでございまして、重要品目をどういうふうにするかと、どういうルールにするかによって、さっき申し上げたように、どっちにしろ、削減率は減るかもしれませんけれども、関割りの拡大は伴うということになるわけで、ましてや、アメリカやG20提案は、関割りの
この交渉は、当然のことながら大変難しい交渉でありまして、上限関税を阻止するとともに、重要品目、タリフラインを十分確保して、なおかつ関割りの拡大はできるだけ抑えるというちょっと三重苦のような大変つらい交渉になっているというふうに理解をしております。