1999-11-24 第146回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
それから、角田房子さんの「閔妃暗殺」という小説で有名になったあの暗殺事件についても、ソウルからの報告書の中には、主犯は三浦梧楼公使であるということから書き出した報告書があるわけです。日本の、当時は公使、今は大使ですが、大使が主犯になって、外国の、日本で言えば皇后、向こうで言えば王妃に当たるのを暗殺しちゃった事件、そういう報告、これは領事館の資料なんです。
それから、角田房子さんの「閔妃暗殺」という小説で有名になったあの暗殺事件についても、ソウルからの報告書の中には、主犯は三浦梧楼公使であるということから書き出した報告書があるわけです。日本の、当時は公使、今は大使ですが、大使が主犯になって、外国の、日本で言えば皇后、向こうで言えば王妃に当たるのを暗殺しちゃった事件、そういう報告、これは領事館の資料なんです。
あの朝鮮半島を武力で踏みにじったのは日本だけでございまして、その意味で心の痛みというものを日本人はもっともっと認識すべきだと思いますし、とりわけ閔妃暗殺のあのことを角田房子さんの著書で初めて私も知りまして大変驚愕いたしました。 ですから、世界の多くの国々はいろいろ大きな失敗を犯しております。ドイツ人はユダヤ人虐殺ということで、誠心誠意いろいろな形で補償をしようとしております。
一番奥に閔妃暗殺をした、李王の目の前で向こうの王妃を殺した、日本の大使館におった軍隊と右翼が行って殺したんですが、見せないんですね。それはあの国の思いというのは、日本の恨みとは違うけれども、ハンというその思いがあるんですね。
そういう点で私、大臣お読みになったかどうかお伺いしたいんですが、最近、角田房子さんの「閔妃暗殺」という本が出て大変話題になっております。お読みになりましたか。