1989-11-01 第116回国会 衆議院 外務委員会 第1号
その結果、八七年十月には多国間税務執行共助条約という名前の条約がOECD理事会によって採択までされております。この条約は、国際的なレベルでの租税の回避や脱税に対処することを目的としたいわゆる税務執行面での相互協力に関する条約でございまして、徴収協力、情報交換等による協力が定められているものでございます。
その結果、八七年十月には多国間税務執行共助条約という名前の条約がOECD理事会によって採択までされております。この条約は、国際的なレベルでの租税の回避や脱税に対処することを目的としたいわゆる税務執行面での相互協力に関する条約でございまして、徴収協力、情報交換等による協力が定められているものでございます。
○日向政府委員 海外取引を通じます脱税等は、種々委員も御指摘になりましたが、このところ増加しておりまして、この傾向にかんがみまして、私どもとしましては、OECDと欧州評議会が共同作業をした結果、本年一月二十五日、今御指摘になった日にちでございますが、OECD等加盟二十七カ国に署名のために開放されました多国間税務執行共助条約につきましては多大の期待をいたしておりますし、その締結が実は一刻も早く行われるよう
これは各国とも共通でございますけれども、私、実は長い間税務行政に携わったときにも、そういうことは別に不思議に感じなかった。ということは、国税庁長官通達でございますけれども、これがあたりまえのことだ。それから、その後私は司法府におりまして弁護士をしておりまして、租税逋脱犯とかいろいろ事件を取り扱ってまいりましたが、それも別に不思議に思わなかった。
○多田省吾君 それから、さらに試験制度におきまして問題となっておるのは、長期間税務の職にあった人はエキスパートでありベテランでございますから、税法や税務について豊富な知識や経験を持たれた人たちであると思いますけれども、ただ、客観的に見まして、改正法案の第八条第一項第十号の「研修」というものはもう少し改善するとか、あるいは会計学の方は一般試験でテストするというような改善策がないものかどうか、その辺どう
ただ御案内のように、やはり長い間税務の経験をし、それから税理士の資格をとって、やめて自由業として税理士に立つ職員も多いわけでございます。私は、そういうやめていく職員に、実はこの間東京局の職員が長い間つとめてやめられた方の送別を第一公邸で行なったわけでありますが、私の気持ちをいみじくも前東京の志場局長がやめられる諸君に言ったわけであります。
私は、率直に申して、長い間税務をつとめておりまして、非常にまじめに働いておられる方が多いので、一、二のそういう事例のために全部が誤解されるということは非常に心外だと思うとともに、また同時に、こういう事態もやはり撲滅というか、こういう非違を受けないように、厳重にそういう点は注意しなくてはいかぬということで、実は去る二十五日、ちょうど国税局長が半数近くかわりもいたしましたし、特に個別の事務の指導ということでなしに
そうすると大蔵大臣の言われたように、いままで長い間税務に従事しておったのだから税理士として問題ないじゃないかと、こういうふうに一〇〇%資格があるように言われるけれども、そこにはやはり問題があるのじゃないかと思います、その点では。 税理士となると、単に税法だけに明るいだけじゃいけないわけですよ。会計のことも経理のことも十分——それから会計、経理だけではないですよ。
だから、そういう場合に、長い間税務を担当していましたから、そういう取るほうの裏の裏までよく知っているわけですよね。だから、今度は取られるほうの側に回ったときに、そこに税法なり税務なり、あるいはその他の知識以外に、さっき成瀬委員も言われました長い間の同僚で、おい、これ適当に頼むぞというようなことで処理されるようなことがないかどうか。
○金子説明員 税法には別に基本金額ということは書いておりませんが、何十年かの間、税務で基本といえば売り上げ収入、それから所得といえばそれから経費を引いたものだ、こういうことで税務官吏の頭はすぐわかる。即収入というふうに結びついておりますので、そういう気持で納税者に対しても説明しておる場合が多いのでございます。
私の言うのは、わかりにくいかもしれませんが、間違っておれば、また訂正を申し上げますが、長い間税務について精通しておる、しかし一定年限そういうふうな仕事をしておっても、当然私は何も試験を経ずして税理士なら税理士の資格を得るのは、適当でない。これはやはり当然特権になると思う。勤めておれば、二十年になれば税理士になるということはちょっといかない。
その意味で、戦後長い間税務行政が混乱しておりました間、行政自体の混乱のほかにこうなりまして、いろいろ会計経理の面で遺憾な面が多かつたということを非常に恥入つている次第でありますが、漸くここ数年、我々はこれを税務の平常化と申しておりますが、やつと非常な混乱から一応何とか秩序が保てるという状態、これはこの経済一般の安定化に伴うものでありますが、それに伴いまして、税務行政も或る程度秩序に乗り得るというような
○公述人(山田義見君) 私は以前長い間税務をやつておりましたのでございますが、その税務をやめましてから相当たちまして大体大分忘れてしまいましたし、只今又井藤先生から微に入り細を穿つたお話がありましたからして、あまり附加えることもないようであります。ただ私はこの時間を如何に税金が重くして国民が困つているかということに、国民の一人として陳情の機会に代えたいと思うのであります。
我々も長い間税務の体験もございますが、若し目標額というものがあつて、それに達したところの署長は褒められたり、達しないところの署長が左遷せられたようなことはなく、達しない所の署長よりも達した所の署長の方が余程苦労しておると思います。従つてその徴税成績によつて左遷というようなことは考えたこともないし、又あつてはならないことだと思います。
○川上嘉君 無所属懇談会は本案に賛成するものでありまするが、只今中西委員からの質問に際して、質問が非常に掘り下げて行きましたために、或いはしつこい質問だ、こういう工合に政府では解釈したかも知れませんが、我々第三者から見ますときに、又私自身長い間税務官吏を勤めておりまして、参議院に出て來る間際までいたわけでありますが、そういう立場から見ましても、何が故にそれが非課税であろかという説明が、極めて不十分であつたことは