1998-03-18 第142回国会 衆議院 労働委員会 第4号
「当社は、改良住宅及び雇用促進住宅は十年度末までに完成すると聞いているが、これらの住宅への入居希望者は、それまでの間、社宅に残すこととしたい。ただし、必要があれば一時当社の他の社宅等に転居の上、これら住宅に移っていただくこともあり得る。」こういう説明を受けております。
「当社は、改良住宅及び雇用促進住宅は十年度末までに完成すると聞いているが、これらの住宅への入居希望者は、それまでの間、社宅に残すこととしたい。ただし、必要があれば一時当社の他の社宅等に転居の上、これら住宅に移っていただくこともあり得る。」こういう説明を受けております。
○松井説明員 今御説明いたしましたように、三井石炭鉱業といたしましては、閉山後の労使交渉によりまして、社宅に住んでいる方は一年半で退去をお願いするということにしておったわけでございますけれども、やはり改良住宅などの完成がおくれたということで、それまでの間社宅に残すこととしておりますが、いずれにせよ、元従業員の福利厚生のため、できる限り努力することを三井石炭鉱業に求めてまいりたい、こういうふうに 思っております
確かに御指摘になりましたように、会社の所有地でございますから、例えばしばしの間社宅として利用しておいて、いずれまた他の目的に利用するというようなことも考えられないわけではございませんけれども、しかし、今最大の問題が個人の住宅の問題、住宅用地の問題でございます。
従来、水俣チッソの方が自分たちで埋め立てをやって、そこに百間社宅というのですか移り住んで、移り住んだところの人たちが水俣病の罹病率が非常に高くて、しかも死んだ率がまた高いということを聞きまして、やはりヘドロの処理という問題は大変な問題を含んでいるんだなと思ったのですが、水銀ヘドロは一日も早く除去しなければならない。
ここで封じ込めをやろうということですが、住民が大変二次汚染ということを不安に思っておる、その前提には、あそこで昭和二十四年に百間社宅の埋め立てで、昭和二十七年にすでに魚に被害が出て漁業補償という問題が起こった。さらに二十八年、二十九年の埋め立てで、昭和三十一年に四十三名、三十三年に六十八名という被害者が出てきた。そういう、あのヘドロをいらわれることによって、下手ないらい方をすると大変な被害が出る。