1990-06-13 第118回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第5号
さらに構造面におきましては、より視界を確保するための――視界の確保には、先生も御指摘がございましたように間接視界あるいは直接視界等々方法がございますけれども、このやり方につきまして現在検討をさせていただいております。
さらに構造面におきましては、より視界を確保するための――視界の確保には、先生も御指摘がございましたように間接視界あるいは直接視界等々方法がございますけれども、このやり方につきまして現在検討をさせていただいております。
ただいま先生御指摘の、日野の視界改善車について視界の死角があるのではないかというふうな御指摘がございましたが、私どもいまこの左側の間接視界の確保につきましてはアンダーミラー、それからサイドアンダーミラー、それからバックミラーという大体三つの要素、これは二つのものもございますが、そういう車の前方、それから左側方のある一定区域が見えるようにということで構造をつけさせておるわけでございまして、いまその幾つかっけております
ただ、私ども運輸省といたしましては、この左折事故防止の対策といたしまして、車両構造面からいろいろな強化をしてきておるわけでございますが、古くは昭和四十九年十一月に間接視界の拡大ということですぐの左側が見られるようなミラーの性能向上という措置をとっておりますし、また五十四年三月には保安基準の改正によりまして、その時点におきます最大の努力を図ってきたつもりでございます。
ところで、見づらいと言われるこうした間接視界についてのデータが提出されていますけれども、たとえば昭和五十四年十月のデータによると、日野の視界改善車、右ハンドルの場合の路面における視界試験成績を見ますと、左側方の路面上に見えない部分、それから路面上のまた一メートルの面における視界試験成績を見ると、さらにもっと広い見えない部分が左側方にかけて生じていますけれども、前方二メートル、後方三メートルの範囲内の
運輸省におきましては、車のハード面につきましての施策を行っているわけでございまして、先生御案内のとおり昨年の十一月一日から製造される新車につきましては、行政指導をもちまして間接視界を改善するための措置、付近の歩行者、自転車に乗っている方々の注意を促すための補助の側面指示器、巻き込み防止のためのサイドガードの改良、これなどを行ってまいっておるわけでございます。
私どもも、今回の左折対策によりまして三月に保安基準というものを改正いたしまして、間接視界を非常に大幅に拡大いたしまして、安全の向上を図ったわけでございますけれども、それ以前の保安基準におきます視野というものも、国際的に見まして、世界で最も厳しい基準でございます。したがいまして、私ども、車両の構造的に欠陥があるというふうには考えていないわけでございます。
〔小此木委員長代理退席、委員長着席〕 この緊急措置におきましては、御指摘のとおり、運転者の間接視界の改善を図るためのサイドアンダーミラーの新設とミラーの改善が一つ、歩行者、自転者の運転者等がより明確に視認できるための補助方向指示器の新設、第三点といたしまして、歩行者等が車体の下へ巻き込まれないようにするためのサイドガードの改善、こういうことを主体とする緊急対策を、十一月一日から生産される大型貨物自動車
したがいまして、前方の直接視界以外はこれを間接視界でカバーしなければならないということになるわけでございます。間接視界をカバーするためには当然鏡類等を使って視野の確保をするわけでございますけれども、一方この鏡類が非常に大きい、たとえば一メートル四方とかそういう物をつけますれば確かに視野の確保は十分にできるわけでございますけれども、これは道路交通上いろいろ問題があります。
○小林(育)政府委員 先ほども申し上げましたように、運転席におきます直接視界並びに間接視界を確保することは非常に大事なことでございます。これを定量的に決めたらよいのではないかということでございます。 それで、私どもそれにつきましても種々外国の例など検討しております。おりますけれども、現在あります規定というのはすべて不備でございます。
○小林(育)政府委員 構造に欠陥があるというお話でございますけれども、私ども道路運送車両の保安基準におきまして直接視界、間接視界を規制しておるわけでございますけれども、世界的に見ましてもわが国の規制は世界で最も厳しい規制ではないかと考えております。 ただ、大型自動車の使われ方が外国と相当異なっているという事実がございます。