1981-12-22 第96回国会 参議院 外務委員会 第1号
まあ間接介入という表現がいいかどうかわかりませんが、今回の事態についてソ連が暗黙に支援を与えておったとか、あるいは後ろから糸を引いておったという見方をとる国はかなりの数ございます。ただ、私ども日本政府といたしましては、そういう間接的なソ連の介入があったという事態を肯定する材料も否定する材料も持っていないというのが現状でございます。
まあ間接介入という表現がいいかどうかわかりませんが、今回の事態についてソ連が暗黙に支援を与えておったとか、あるいは後ろから糸を引いておったという見方をとる国はかなりの数ございます。ただ、私ども日本政府といたしましては、そういう間接的なソ連の介入があったという事態を肯定する材料も否定する材料も持っていないというのが現状でございます。
先ほども御紹介いたしましたとおり、アメリカあたりはかなりはっきりとソ連の間接介入ということを言っておりますが、これはアメリカとポーランドとの関係、ポーランドの大使が亡命いたしましたとか、何百万というポーランド系アメリカ人がいるとか、そういうポーランド関係から私どもよりもはるかに豊富な情報と判断材料を持っている結果出てきたものかもしれないと、かように考えております。
ただいま先生がおとりになる介入とおっしゃいました意味、私、実はちょっと聞き漏らしたのでございますが、あるいは間接介入と申しますか、ソ連が後ろで糸を引いていまの軍政当局に労働者弾圧をやらせておる、そういう間接的な介入という意味でございますれば、幾つかの外国、アメリカを含めて、そういう事態が発生しているというふうに述べている政府がございます。
行政介入すべき問題としまして、きのうの物価安定政策会議の中で、直接介入すべきもの、間接介入すべきもの等々指摘があったわけですが、その中の一つに免許制度に関係して、介入すべきではないという分野が、たばこ、お酒などあったわけですが、これらについては私も免許制度があることが、ことに酒ですが、お酒については小売りのマージンを不当に大きなものにしているのではないかという気がいたします。
実際に物価の問題いろいろ考えてみましても、直接介入という、実際に政府が価格を直接決定したり、あるいは認可をするという、こういうものが物価の約一九・五%を占めている、あるいはまた間接介入が、双方合わせますと約六割までがこういうように物価に与える影響がある。
そういうことで、公人としては言っていないけれども、そういうあなた方の言動がやはり民放とか、そういうものの心理的な圧迫については、これは直接介入じゃなくても、間接介入になっているのじゃないかという私の考え方です。
それから特に日本として考えなきやならんのは、隣国の内乱に間接介入をすることになるから、そういうものについては或る程度これは輸出税その他によつてチェックしなければならんのではなかろうかと思うのですが、これは何ら制限なしに今のところはやつて行けるものか。それからよその国の例等を御説明願いたいと思います。
いわゆる国連協力の名のもとに、朝鮮事変が始まりますと、朝鮮率変に対する外国の干渉に対して協力することによつて、結局朝鮮事変に直接間接介入をしておられる。こういうふうな事実は、枚挙にいとまがないわけです。こういう事実を一々申し上げることは、時間の関係上省略しますが、こういうことをやつておいて、それで全面講和を望むというようなことは、欺瞞でなくて何であるか。
当時二十一年の十二月にできました労働協約に関連いたしました問題でありまして、その間におきましても今大臣からお話がございましたように、政府が直接間接介入いたしまして、而も閣議決定その他におきまして、二十三年におきましてもこれが一応の妥結を見ておる、こういう状態でございます。