1979-03-02 第87回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
これを何か客観的な基準というものでということで、かつてもいわゆる昇任の基準という問題、公労法第八条の対象にもなっておりますけれども、労使間で長い間団交を続けまして公労委のお世話にもなったということがあるわけでございますけれども、なかなかこれを、まして評定基準化すると申しますか、数字化すると申しますか、そういうのは非常にむずかしい。
これを何か客観的な基準というものでということで、かつてもいわゆる昇任の基準という問題、公労法第八条の対象にもなっておりますけれども、労使間で長い間団交を続けまして公労委のお世話にもなったということがあるわけでございますけれども、なかなかこれを、まして評定基準化すると申しますか、数字化すると申しますか、そういうのは非常にむずかしい。
長い間団交が繰り返されて、ついに政府が折れて、それではいわゆる完全実施をしようというそういう給与政策の転換をしたが、そして給与特例法などで、仲裁裁定があった場合は当初の予算総額をこえてもよろしいという、そういうところまで完備しておるから、仲裁裁定があれば問題なく公社、現業の場合は完全実施されておるわけだ。同じ公務員でしょう。
そういうことのために、長い間団交ができないために、いろいろの面において支障を来たしておると思うので、こういうようなことは、現場でもって何も局長が行かなくちゃならぬとか、長官が行かなくちゃならぬというようなことではなしに、現場の問題に対して、単一組織である執行委員会として話し合いをしようというのでありますから、これは交渉を率直に受け入れ、早く事態を正常に戻すべきだと私は思う。
しかしながら従来のいきさつを見て参りますと、従業員の方からは要するに基準内賃金、基準外賃金、これを含めて二千四百円の正式アップを要求して、長い間団交を続けてきたことは御承知の通りであります。