2019-05-22 第198回国会 参議院 本会議 第19号
現地視察に伺うと、間伐、除伐が施されず光が入らない国有林を見せられ、山地災害が起こるたびに山の手入れ不足を指摘され、人員を減らされ続け、間伐予算もままならず、つらい日々を思い出すと、今回の林野庁の威風堂々たる法案提出は隔世の感があり、正直うれしい気持ちでいっぱいです。
現地視察に伺うと、間伐、除伐が施されず光が入らない国有林を見せられ、山地災害が起こるたびに山の手入れ不足を指摘され、人員を減らされ続け、間伐予算もままならず、つらい日々を思い出すと、今回の林野庁の威風堂々たる法案提出は隔世の感があり、正直うれしい気持ちでいっぱいです。
林野庁の間伐予算不足の補填などであってはならない。あくまで、むしろ、総務省と市町村の関係において、市町村が主体的に使途を指定できる、決定できる仕組みの創設というものが求められているのではないかというふうに考えておる次第でございます。
このため、まず、森林吸収源対策に必要な間伐予算を確保する必要がございます。それから、森林組合等の林業事業体が、森林所有者の負担を軽減することによりまして、そこから事業が来るという形で安定的な事業量が確保できるよう、間伐等の施業の集約化、それから、高性能林業機械と路網の組み合わせによる低コスト作業システムの構築に対して支援を行っているところでございます。
京都議定書の目標達成のために、補正予算五百三十億、そして十九年当初予算二百三十五億ということで間伐予算の手当てをいただきまして、トータル七百六十五億円ということで、二十万ヘクタール掛ける六年積み増すということで京都議定書の目標達成ができるということのようでありますが、初年度、二十三万ヘクタール分の間伐の予算を組んでいただいたということであります。
○石破委員 そこで、間伐をちゃんとやらなければいかぬということがありますし、それから林道網をちゃんと整備しなければ間伐も進まないとい うことなんですが、さて、予算を見ますと、ここ数年ずっと、林道予算にしても間伐予算にしてもふえない。本来間伐しなきゃいけないものの半分もできていないんじゃないのか。本当にこれで国産材時代なんか来るのですか。
六十一年からは例の活性化五カ年計画の重点を置いておりますので、間伐予算なども非常にふやして取り組んでこれをふやしていきたい、それを呼び水にして自力によるものも誘い水でどんどんふやしたいということで一生懸命取り組んでいるところでございますが、今のお話の数字等とは基本的にそう認識は変わっておりません。
現在の実行水準が大体二十五万ヘクタールでございますので、ちょっとといいますか、大分足りないわけでございますが、現在の五十二億の間伐予算につきましては、地域の牽引車になるような、これが誘い水となってずっと周辺の間伐を促進していけるように機能してほしい。予算でもって全体の間伐をカバーするというのは非常に難しい点でありますので、牽引車になってほしい。
ですから、間伐予算五十億でありますけれども、昨年の比較で二億ついたきりですね。私は大臣のところにお願いに行ったときにも、せめて二十二、三億積み増しして、十年かかるところを五、六年で百九十万ヘクタールの緊急間伐林をまず整理しようじゃないですか。その後にまだ二百七十万ヘクタールくらいの間伐林がどんどん後ろから追っかけてきているわけでありますから、これは一日も休むことはできないわけであります。
林野一般会計の間伐予算はわずかに五十億。我が党は、少なくとも五年程度でこの百九十万ヘクタールの間伐を実施しなければ、状況はますます悪化することを強く指摘するものであります。そのためには民有林の間伐に対する政府の助成増額が絶対に必要であり、総理の熱意ある答弁を求めるものであります。