1952-06-12 第13回国会 衆議院 本会議 第53号 武裝警官のこん棒によつて頭部を割られ、内出血で瀕死の近藤亘士君は、東京病院に運ばれ、激痛でほとんど意識を失つていたにかかわらず、また医師は絶対安靜の必要を告げて抗議したにかかわらず、二日午前二時から約三時間の間ゆり起し、かつてな尋問調書をとつて、腕をつかんで無理に捺印をさせておるのであります。近藤君はそのために、遂にむごたらしく死亡したのであります。 風早八十二