1962-04-20 第40回国会 衆議院 本会議 第39号
また、先行き指標であります信用状統計の動きを見ましても、三十六年十二月の輸出信用状の開設高は、これは前年同期比一割二分の増加でありまして、戦後最高を記録しております。今年の一月、二月とも前年同月に比べまして上回る伸びを示しております。三月に入りましてその伸び率はやや鈍化してはおりますが、なお増加を記録いたしておるのであります。
また、先行き指標であります信用状統計の動きを見ましても、三十六年十二月の輸出信用状の開設高は、これは前年同期比一割二分の増加でありまして、戦後最高を記録しております。今年の一月、二月とも前年同月に比べまして上回る伸びを示しております。三月に入りましてその伸び率はやや鈍化してはおりますが、なお増加を記録いたしておるのであります。
○大矢正君 そこで大蔵大臣、あなたさっき貿易に関係をして信用状の問題を具体的に説明しておられますけれども、昨年の十月までは、大体信用状の開設高と、それからまた受取収支の面では、かなり五、六千万ドルから七千万ドル、多い月は一億ドルぐらい黒字になっている。ところが、十一月になってがたっと落ちて、これが三千万ドルまで落ちておる。そして十二月は、わずか百万ドルしかこの面で黒字がない。
○政府委員(松尾泰一郎君) 先ほども大臣から御説明がありましたのでありまするが、非常にこの判定がむずかしゅうございまして、まあ上中旬一億二千万ドルから判断しますと、六月では二億ドル程度、あるいは弱ぐらいに行くのではないかと思っておるのでありますが、しかしながら、それにしましても、昨年の四月−六月の輸出LCの開設高の平均が二億六百万ドル程度になっておるわけであります。
これの通貨地域別の合計が最後の欄に出ておりますが、先ずAの欄は輸入に伴いましてこちらで信用状を開設する毎月の信用状の開設高であります。これを見て頂きますとわかりますように、合計のAの欄におきましては、先ず九月頃までは大体一億五千万ドル前後で進んで来ております。ところが十月になりますと、ここで一億九千万ドルというふうに上昇を示しております。
これに対しまして、輸入の方はその次のページに掲げてございますが、この(A)の欄が信用状の開設高でございますが、これを見ていただきますとおわかりのように、大体十月ごろまでは一億五千万ドル前後の信用状の開設を示して来ておるのでございます。