1997-03-27 第140回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
○政府委員(榊原英資君) 確かに、御指摘のように、この開発銀行一つで中東問題全部に対して抜本的な解決策というか、対策になるということでは必ずしもない。
○政府委員(榊原英資君) 確かに、御指摘のように、この開発銀行一つで中東問題全部に対して抜本的な解決策というか、対策になるということでは必ずしもない。
それから例えば開発銀行一つとりましても、かつては競争力をどうしてつけるか。あるいは開銀がホテル等へ融資しておるものは、最初は外貨獲得という目的でございます。それが逐年、これも国民のニーズに対応して、今や今度は公害防止とか、そういうように変化してきております。したがって、今日まで歴史をひもといてみましても、それなりの対応をしてきたなという感じは私も基本的には持っておるところであります。
そういう利子補給とかなんとかという問題を含めて公共性の順位をつけて、私に言わせれば、たとえば開発銀行一つ例にとりますと、開発銀行というのは確かに戦後に非常に重要な役割りを果たしました。しかしいま開発銀行がやることは、安い金利のものを提供するということではないのです。
○国務大臣(山中貞則君) これはもう開発銀行一つを例にとりましても、それを知事が主管するということは、国の政策金融機関でございますので、ちょっと考えられません。
一つは開発銀行、一つは農林中金というのがありまして、三十二条のところに開発銀行、三十三条のところに農林中金ということになつております。開発銀行から承継いたしまする分は、さらにこまかく申しますと、三つにわかれておりまして、開発銀行が見返り資金特別会計から承継したもの、復金から承継したもの、開発銀行が新しく農林漁業者に貸し付けたもの、この三つにわかれるのであります。