1999-09-30 第145回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
また、一昨年になりますが、OECFで実施しております開発金融借款という問題につきまして三年間ほど調査いたしまして、三カ国、四事業でOECFにおいて相手国内で行われている事業の実態把握が不十分ということで指摘をしたところでございます。
また、一昨年になりますが、OECFで実施しております開発金融借款という問題につきまして三年間ほど調査いたしまして、三カ国、四事業でOECFにおいて相手国内で行われている事業の実態把握が不十分ということで指摘をしたところでございます。
次に、八年度検査報告に初めて掲記された開発金融借款、いわゆるツー・ステップ・ローンの問題について伺います。 我が国が供与する長期かつ低利の資金を原資として、相手国の開発金融機関から中小企業者や農業者等に融資を行うツー・ステップ・ローンの手法は、相手国の中小業者の育成と経済の安定に大変有効であると思います。
最後に、開発金融借款についてでございますけれども、開発金融借款は、我が国の援助の効果が相手国国民に広く行き渡る制度であり、相手国からも高く評価されております。今後、開発金融借款を一層有効に活用していくため、会計検査報告を踏まえ、実態を把握し、相手国実施機関の審査、管理能力の向上のために必要な手段を講じてまいる考えでございます。
その「④政府開発援助について」ですが、その一番下の行に「四事業については開発金融借款の監理が十分に行われていなかった。」こう書かれてありました。では、この四事業というのは一体どんな事業なのか、私たちはそれを知りたくなる。 そこで、経企庁に尋ねましたならば、ファクスをいただいたのです。
今回、ODAで指摘いたしました開発金融借款でございますが、これは先生も御承知のとおり、それぞれの相手国の金融機関にOECFから貸し付けているものでございます。それぞれの相手国の金融機関では、そのOECFから貸し付けられた貸付金を原資にいたしましてそれぞれの国の貸付先に貸し付けている、そういう流れになっているわけでございます。