1972-09-09 第69回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
八十万以上はちょっと別な方法がございますけれども、一応二戸以上としてございますが、去る六月にこれを緩和する措置をとりまして、公共施設についての災害、たとえば町村道であるとか五百ヘクタール以上の開発林地を持つ林道、これらにつきましては、公共施設としまして、これもやはり林地崩壊防止事業の補助対象とするということにしております。
八十万以上はちょっと別な方法がございますけれども、一応二戸以上としてございますが、去る六月にこれを緩和する措置をとりまして、公共施設についての災害、たとえば町村道であるとか五百ヘクタール以上の開発林地を持つ林道、これらにつきましては、公共施設としまして、これもやはり林地崩壊防止事業の補助対象とするということにしております。
奥地未開発林地帯は林道の骨格となる大規模な林道を必要とする反面、財政力に乏しい市町村が多く、かつ天然性低質材が多いために受益者の負担能力が低位にある、そういったようなことから開設がおくれておる理由の幾つかに数えられておるのが実態でございます。
現在、大規模な未開発林地帯の中で、奈良県、三重県及び和歌山県にわたる熊野川水系の流域並びに徳島県の剣山周辺地区は、千古斧鉞を入れざる地であり、針葉樹用材が多く、また、伐採跡地の造林についても好条件を備えておりますので、特にこれら両地区を対象として、その森林の急速かつ計画的なる開発を行いまして、林業生産の増強と林業経営の改善に資するため、余剰農産物資金融通特別会計等から資金を借り入れ、事業を合理的かつ
かかる観点から全国の森林を概観いたしまするに、残されている未開発林地の中で、熊野川水系の流域及び剣山周辺地域は、森林資源がきわめて豊富であり、針葉樹用材の割合が高く、跡地造林に対しても適当な条件を備えているにもかかわらず、その開発が著しくおくれている現状でありますので、特にこれらの地域を対象としてその森林の急速かつ計画的な開発を行うことといたしたものでありまして、この事業に必要な資金といたしましては
かかる観点から全国の森林を概観いたしまするに、残されている未開発林地の中で、熊野川水系の流域及び剣山周辺地域は、森林資源がきわめて豊富であり、針葉樹用材の割合が高く、跡地造林に対しても適当な条件を備えているにもかかわらず、その開発が著しくおくれている現状でありますので、特にこれらの地域を対象としてその森林の急速かつ計画的な開発を行うことといたしたものでありまして、この事業に必要な資金といたしましては