1985-04-03 第102回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
私の方の県のある開拓農協等におきましては、完全なる経営管理と資金管理をして、牛を肥育して売った代金も全部プールしまして、その中から借入金の元利の償還、えさ代の返済に充て、農家の生活資金は最小限の資金しか渡さないで、売上金を返済金にプールしておる。これくらい厳しい経営管理、資金管理をしておる農家においては借金の累積が防がれております。さような意味から、この際そういう方法もお願いしたい。
私の方の県のある開拓農協等におきましては、完全なる経営管理と資金管理をして、牛を肥育して売った代金も全部プールしまして、その中から借入金の元利の償還、えさ代の返済に充て、農家の生活資金は最小限の資金しか渡さないで、売上金を返済金にプールしておる。これくらい厳しい経営管理、資金管理をしておる農家においては借金の累積が防がれております。さような意味から、この際そういう方法もお願いしたい。
そうなりますと、この開拓農協等は、あの戦後のきびしい中から食糧増産に、しかも四四%が専業であるというようなこともありまして、今後またきびしい試練に立たされていくということにもなりますが、これらに対しては十分専門農協として今後育てていくということになろうかと思うのですけれども、これらの開拓農協に対して最終的には従来のルートでしっかり資金その他を確保して育てていただきたいと思うし、さらにはこれらの残る開拓農協
○小沼政府委員 いま手元に数字がございませんですけれども、開拓農協等が解散する場合には、一応資産処理をして負債についても整理をすることをやっておりますので、個別の農家が離農する場合とはかなり状況が違うと思うのでございますけれども、それぞれ指導をして処理をしているというふうに承知いたしております。
それに基づきまして工事を進めながら順次それを開拓農家、それからその農家の集まりであります開拓農協等に団体売り渡しをしてまいったわけでございますが、それが昭和二十五年から最後は四十年まで三千六百十五ヘクタールというものを売り渡ししておりまして、現在道路あるいは水路等百五十一ヘクタールは農林省の開拓財産として管理をしておるようなところでございます。
したがって、こういう専門農協を総合農協に統合していくというような——これまた非常にむずかしい問題ですが、かりに開拓農協等が総合農協に統合されるとするならば、私はここに大きな問題があると思います。ということは、開拓農協はほとんど全部といっていいくらい負債を背負っております。負債を背負っているものは総合農協で大体受け入れたくはないんですわね、人情的に言っても。
それを国が形式的には管理しておるわけでございますが、実質は開拓農協等がやっておるわけでございます。それを現在の農地法では、有償でなければやれないということになっておるのを、今度はただであげたいということにしたわけでございます。
特に開拓農協等におきましては、これは農協の経営が成り立たないと、こういうような状態になってきておりますので、北海道の負債の整理につきましては大臣もまあ相当熱意を持っておられるようでございますが、それから局長の御説明によれば、大体今日まで五十五億程度の融資をこの面の融資をされておる、こういうような御答弁でございます。
〔委員長退席、秋山委員長代理着席〕 開拓農協等の問題につきまして、第三者的に考えてみますと、開拓者の人たちの率直な気持としては、既存農家に対するある種のコンプレックスというものがやはりあると思うのです。そうしてまた同じ開拓という目標に向かって進んでいる開拓者農家は、開拓者農家同士でお互いに親身になって問題を見る組合がほしいという気持もあると思います。
○庄野政府委員 先ほど御説明申し上げました条件緩和法の実施の段階におきまして、開拓農協等の負っております負債等は全部個別化する、こういう方向で整理いたしておりますが、なお開拓農協に個別のできないもの、そういったものもあろうかと思います。まだ数字が明確になっておりませんが、実態をつかんだ上で十分検討いたしたい、こういうふうに思います。
特に開拓農協の問題につきましては、一本立ちできるものについては、これは当然一本立ちということにも相なりましょうが、問題は、弱小な、あるいは非常に開拓組合員の少ない開拓農協等のあるところでございますが、これについては、今御指摘のように、経済事業と、片や政府の融資等の取り扱い等もやっておる関係もございまして、とくに経済事業の購買、販売事業等は、近傍の総合農協等を窓口にしてやった方がいい場合もございましょうから
農業協同組合合併助成法案の今後の推進の問題については、御承知の通り、法第二条の適用から申しましても、総合農協を中心にいたしまして、今日一万二千四百近い総合農協のうちで約七千近くのものを対象にして、これから五カ年間で三分の一程度の合併農協に圧縮をしていこう、こういう構想のように受けとめておるわけですが、今後この法案の推進にあたって、ただいま申し上げましたように、一般の農協の場合の合併、あるいはその中に開拓農協等
一般農協に二重加入しているもの、これは、たまたまあとから開拓農協等が制定され、あるいは行政上開拓農協の必要性を感じて設立したとか、あるいは、開拓農協を作っておったけれども、経済流通面で総合農協へ入っておらなければ不十分な点があるという意味で入っているもの、これが六割程度ございます。
この開拓融資保証制度の仕組みでございますが、これは各県に地方保証協会がございまして、メンバーは県、開拓農協等でございます。これが開拓農協がその組合員に経営資金を貸し付けます場合に、必要な資金を中金から借ります場合の債務保証をいたしております。それからさらに中央に保証協会がございまして、これを再保証するという形になっておりまして、出資の六倍までは保証するという仕組みでございます。
三、開拓者資金の法人貸し制度は今後個人貸し制度に切り替えられることになるが、これに伴なう地方行政機関及び開拓農協等の事務態勢はかなり不充分であると認められるので、すみやかにその充実強化を促進するものとし、なかんずく開拓農協に対しては財務内容の健全化、経済事業の刷新等のための施策を講ずるとともに、事務費等の補助を考慮すること。 右決議する。
従ってさしあたって組合、開拓農協等においても、出ていくものに借金だけは整理していけ、というようなことで、借金の整理ということが相当これは強く言われるのではないかという感じもします。
事務能力の整備強化のために各県に一カ所程度の合同事務所設置という問題も出ておりますけれども、今日十数年経た段階になれば、将来の展望等も十分にらみ合いながら、年数のたった開拓農協等についてはそういう形でやはり既設の農協と融合していくという、そのための開拓農協の当面の育成強化、いつでも嫁にして受け入れられるような情勢に開拓農協は充実していく、こういうことがやはり一つの重要なことであろうと思うのです。
もちろん、開拓農協等もこれを手伝うことはもちろんでございますが、県等が中心になりましてこれを指導いたしまして、そうして知事が承認するという形をとったわけでございます。
そういうような点からいたしまして、この開拓の再配分等も今言われましたけれども、実際には、これは再配分という形で簡単にいっていればいいのですけれども、開拓農協等においては、夜逃げ的に逃げてしまった、どこに行ったかわからない、こういうことでもって、開拓農協が、その逃げていった人の負債全部を背負ったような形になっておる、こういう問題があるわけでございます。
○安田(善)政府委員 お話のように今後指導いたしますことは、ジャージー種を買う酪農家のために、普通農協、開拓農協等を通じまして、脂肪はアルコール検査でいいのですから、この脂肪率の検査を自主的にやるということを指導するようにいたしたいと思います。合せまして、それらの援助は、資金融通ならば用意はございます。
しかし私どもはこの法案を提出いたしました本来の趣旨に応じまして、もともとの類型がやや経営等も小さくて、営農の高度化も十分な目標を持っておったものではないから、その開拓地において耕地の余裕ができました場合は、既入植農家に配分して経営を増す、しかし個人配分ができぬところは共同耕作地として、開拓農協等を通じてその地区の開拓者が耕作されるようなことも考えておる次第でございます。
については会議録により御承知願うこととし、そのおもなるものを一、二申し上げますと、政府は、財政上の制約により、今回の出資金を五千万円にとどめた結果、今後において地方保証協会の出資金と中央保証協会の出資金とは依然均衡を保持することができず、その結果十分なる保証力を発揮し得ないこととなり、開拓農民の必要とする短期営農資金の融通が円滑を欠くこととならないか、また、地方保証協会についても同様、都道府県の出資と開拓農協等
しかしそういうことをやって開墾作業を開拓農協等で請け負ってやっておる会社も若干あるようであります。正確な数字はありませんけれども、若干ございます。 それから今お尋ねの千葉県の開拓公社でございますが、これは建設機械を数十台持っておりまして、資本金はたしか一千万円でございます。そういった普通の民間会社でございます。