1969-02-27 第61回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
国内でさえ歩どまりが非常に悪くなっていまして、二転、三転開拓者はかわって実績があがらぬという事例がたくさんございますので、開拓行政全般についてこの際再考する必要があろうと思うのですが、特に海外に出た農業移民というのは内地で想像もできないような苦しみをなめていると思うし、またさまざま政府としても苦労もあるだろうことはわかっております。
国内でさえ歩どまりが非常に悪くなっていまして、二転、三転開拓者はかわって実績があがらぬという事例がたくさんございますので、開拓行政全般についてこの際再考する必要があろうと思うのですが、特に海外に出た農業移民というのは内地で想像もできないような苦しみをなめていると思うし、またさまざま政府としても苦労もあるだろうことはわかっております。
そのときには、開拓行政全般についての相当突っ込んだ議論がなされ、そのことが開拓行政の前進のために相当貢献してきたわけですね。ところが、今度は、追加出資は予算の範囲内でやって、法律改正を必要としないということになると、そういうような開拓行政についての本格的な論議をする機会というのが相当削減されてくる。
○西村(関)委員 その再建を要する開拓農家の調査がそういう状態で進められておるということでございますが、開拓行政全般について、今までの業績から見て、この点を一つ変えなければならない、あるいはこの点を一つ重点的にやらなければならないというような点について、農林省の方においては何らかのそういう特別な調査機関を作るというようなお考えはおありかどうか、その点も伺いたいと思う。
○平野委員長代理 竹村君に申し上げますが、他に質疑の通告者がありますL、他の法案で開拓行政全般についての御質疑の機会もありますから、その点御留意の上この法案の趣旨から逸脱しないようにお願いいたします。