1973-05-09 第71回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
そういった開拓移住者に対して、日本の今日の実力からして、東南アジア開発途上国への経済援助、資金援助がなされておりますが、ボリビア開拓移住団への資金融資の意思があるかどうか、そのことをお聞きしたい。
そういった開拓移住者に対して、日本の今日の実力からして、東南アジア開発途上国への経済援助、資金援助がなされておりますが、ボリビア開拓移住団への資金融資の意思があるかどうか、そのことをお聞きしたい。
このドミニカ問題は、もう大臣も御承知のとおりに、昭和三十二年度のドミニカ国の開拓移住者募集によって、この募集に応じて行った移住者が、向こうに行ってみたところが、募集要綱とほとんど違っておった。行って働けば自分の土地になると思って、非常に希望を持って行ったところが、行ってみれば、それは向こうの国有地であって、国有地の開墾であった。
そこで、先ほどお話がございましたが、昭和三十二年にドミニカのドウベルへ地区及びネイバ地区開拓移住者募集要領によって決意をされた、こういうことは高橋さんなり今の小市さんの共通した点であります。
そういう人たちが開拓移住者募集要領というものをよくごらんになって、現地に参られまして、その募集要領というものと現地の状態が著しく異なるということは、そこに足を一歩踏み入れば明瞭なわけで、そこで一体将来農場をやって生計を立てていけるかどうかということは、一見明瞭だと思うのです。
○足鹿委員 お認めになったようですが、事の発端は、先刻から私が御指摘を申し上げました通り、三十二年度のドミニカ国ドウベルへ地区及びネイバ地区開拓移住者募集要領に発端があると思うのです。これは現地の調査があとになって、あなた方が移住を公募されたことが先走っている。あなた方も現地の実態というものをつかみ得ないままにおやりになったこととしか考えられない。
戦後はむしろ自営開拓移住者を中心にして送っております。
次いで七月三十一日神戸の移住あっせん所におもむき、所長より業務の概要の説明を聴取いたしました後、当委員より自営開拓移住者はどのくらいの資金を必要とするか、また返済方法いかんとの質問に対しましては、二年くらいのつなぎ資金と開拓資金は最低限必要であるとの説明があり、返金は現地通貨円建レートでいたすことになっているが、最近ブラジルの為替相場が下落しているので、返す側にとってはいろいろ問題があるとのことでありました
それから開拓移住者の現地におきます営農資金の貸付につきましては、同じく年利八分、八分以上ということになっておりますが、三年ないし六年にわたっての半年賦償還、据え置きはございません。
ことに私どもは、当初入りました開拓移住者に対して相当の融資をしたいと考えているのでございますが、これは非常に広い所にたくさんの人が入っておりまして、個々の人々を対象にして融資をするということば不可能でございます。従いまして、ある程度集団的な組合を作って、組合の事業として何かやる場合に、それに対して融資をするという形式をとりたいと思っておるのでございます。