1966-03-16 第51回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
○卜部委員 まあ、局長としてはそういう答弁しかないと思うのですけれども、これも開拓営農資金の中で取り上げたように、実際問題として、この固定負債というものが順繰り順繰り雪だるまのようになっていく、加えて、離農していく人の借金まで背負っていかなくちゃならぬという状態じゃないかということを私はここで訴えたわけであります。
○卜部委員 まあ、局長としてはそういう答弁しかないと思うのですけれども、これも開拓営農資金の中で取り上げたように、実際問題として、この固定負債というものが順繰り順繰り雪だるまのようになっていく、加えて、離農していく人の借金まで背負っていかなくちゃならぬという状態じゃないかということを私はここで訴えたわけであります。
部分的な問題じゃない、基本的な問題について残念ながら若干欠ける面があったと思うのですが、率直に言って、私もこれは開拓営農資金で取り上げた問題もありますけれども、開拓者の固定負債は全国平均一戸当たり三十五万円にのぼる、こういうような問題もありますし、加えて、先ほど申し上げた改善事業、さらには選択的拡大の場合におけるところの、この問題に着手したがゆえに困っておる全国農民の方々の負債状況というものに対する
委員会におきましては、主として開拓及び開拓営農、特に開拓政策の基本方針、開拓者の負債及び開拓営農資金の疎通とその金利の問題等について、検討が行なわれたのでありますが、これが詳細は会議録に譲ることにいたします。
資金の方につきましては、直接は農林省の方のタッチするところでございますけれども、負債整理の問題、開拓営農振興計画の樹立、それに対する金の貸し方などにつきましても、営農振興組合の数もだいぶできまして、それから組合員の数も二万人をこしておりますが、それぞれ計画を立てさせまして、それによって開墾建設工事を追加するとか、資金の、自立営農資金と申しますか、開拓営農資金の貸付もやるというようなことも、具体的に農林省
それから土地の開拓営農資金は、これは三年から六年、私は、これは担え置きにしてもらいたいくらいなんだけれども。
たとえばデンマークなんかあれだけ農業々々とやかましく言っておりますが、やはり開拓営農資金は四十年で無利子の金を相当出しておるのであります。
また国営有明干拓地の六十戸の入植者には、復旧資金として開拓営農資金を融資すること。また畜舎、農舎等の非住宅の復旧に要する費用として七百四十万円を全額国庫補助すること。また大福干拓地においては、農業災害補償法の対象となっていないので、共済金に見合う災害補償の措置をとるとともに、これらの入植者に新らしく入植したものとして開拓営農資金の融資をする道を講ずること。
委員会におきましては、まず農林省当局から本法律案提案の理由、開拓営農の概要、開拓営農短期資金の需要、開拓融資保証制度の運営状況及び本法律案によって今回政府において増資せんとする五千万円の算定基礎等について説明を聞き、続いて質疑に入り、農林省あるいは建設省当局に対して、開拓政策の刷新確立、開拓営農の基本方針、開拓融資の疎通均霑、開拓営農資金の需要増加と保証協会に対する政府出資の拡大、開拓営農に対する災害救済制度
この融資保証制度に対しましては、開拓者並びに都道府県もまた多大の熱意と関心を示し、開拓営農資金の需要増大に伴い、開拓者及び都道府県の出資も漸次増加いたして参りましたので、政府としましても、明二十九年度一般会計からさらに五千万円を追加出資いたし、本制度の拡充をはからんとするものであります。
お打合せの結果、第一点は、問題になつている開拓営農資金の金利の問題でありまするが、この点につきましては、一応委員長におきまして、農地局長、農林中央金庫と相談をいたしまして、できるだけこの問題を円満に処理いたしたい意味で、今少しく一つ委員長にそういうような処理をすることに御了解を得たわけでありまするから、今少しく最後の措置につきましては、お待ちを頂きたいと思います。
委員会におきましては政府当局との間に、従来の財団法人開拓信用基金協会の事業の運営状況及びその成績、開拓短期営農資金の性格及びその需給並びにこれが供給方法、農業資金、特に開拓営農資金の利率及びこれに関連して農林中央金庫のあり方等、諸般の問題について質疑が行われたのでありまして、これが詳細については会議録に譲ることを御了承願いたいのであります。
すでに実施されている開拓信用基 金制度の実績について見るに、開拓 営農資金の回収は極めて良好であつ て償還不能のものは殆んど皆無であ るとの趣であつて、而も今回開拓融 資保証制度が確立すれば資金回収の確実性はますます向上するものと認 められる。
○委員長(片柳眞吉君) この法律案につきましては、先般の委員会で論議されました、開拓営農資金の金利引下の問題が残されておりまして、本日政府からその後の交渉の経過の報告を願つて、その上で今後の審議を進めて参りたいということになつておりますので、先ず農林当局から交渉の経緯、結果につきまして説明をして頂きます。