1950-02-14 第7回国会 衆議院 通商産業委員会 第8号
これはエスクロー方式によつて、たとえば向うの開平炭をこつちに入れる、あるいは大豆を入れる、落花生を入れる、日本側から機械の部分品を入れるあるいは繊維品を入れる。こういうことで実際に取引が行われておりまして、今後とも機会があるごとに、この方面の取引については促進して行きたいと思つておるのであります。私はおそらく今後この方面の貿易は、増加の道をたどつて行くものと考えております。
これはエスクロー方式によつて、たとえば向うの開平炭をこつちに入れる、あるいは大豆を入れる、落花生を入れる、日本側から機械の部分品を入れるあるいは繊維品を入れる。こういうことで実際に取引が行われておりまして、今後とも機会があるごとに、この方面の取引については促進して行きたいと思つておるのであります。私はおそらく今後この方面の貿易は、増加の道をたどつて行くものと考えております。
それからたとえば開平炭のごときは、掘つて日本に輸出したいという希望を持つて蓄積しておるということもあるようですが、これも持つて来るためには、いろいろな障害がある。これはむしろ中国側の障害であつて、開平炭鉱としては持つて来たいが、しかし来れないという事実はあるようです。
なお米国粘結炭よりも従来やつておりました開平炭あたりをできるだけ入れる。そうなりますればコストも自然安くなる。両方相まつてコストの節約に資したいというので、その方向に努力いたしておる次第であります。 〔有田委員長代理退席、神田委員長代理着席〕 それからもう一つのくず鉄の問題でありますが、くず鉄の価格が、アメリカなんかに比べましては非常に安いのであります。
なお原料炭なり、粘結炭なし、あるいは鉄鉱石をできるだけ近いところから運び得る機会があれば、これをつかんでいるのでありまして、たとえば開平炭であるとか、あるいはなお海南島の鉄鉱石の問題だとか、そういつたような問題も時々あるのでありまして、そういうものについての問題も、われわれはぬかりなく手配をいたしておるのであります。
また支那においても今開平炭の交渉をいたしておりますが、おそらくこういつたものも入つて来る。