1954-10-19 第19回国会 衆議院 運輸委員会 第43号
このところ川上二機は、二十時ごろ左舷発電機前のエスケープ付近、左舷主機上のエスケープ及び空気抜きの開口付近より浸水したと述べております。 さて、その後左舷機が不良になり、五、六分でよくなり、さらに右舷機が不良となつたが、これも間もなくよくなつた。両舷機が不良になつたのは二十二時ごろで、乗客に救命胴衣をつけさせたのもこのころだつたと思われる。
このところ川上二機は、二十時ごろ左舷発電機前のエスケープ付近、左舷主機上のエスケープ及び空気抜きの開口付近より浸水したと述べております。 さて、その後左舷機が不良になり、五、六分でよくなり、さらに右舷機が不良となつたが、これも間もなくよくなつた。両舷機が不良になつたのは二十二時ごろで、乗客に救命胴衣をつけさせたのもこのころだつたと思われる。
従いまして開口付近におきまして、通航待ちによる時間のロスが相当あるということになつております。また四十トン未満の船舶用の通過口は、神奈川県の旗山崎付近にあるために、千葉県下の大貫、湊、竹岡、金谷、富津等におきます小型船舶による海上運送業者は、遠くこの通過口に迂回いたしまして、遠まわりをいたしている次第であります。